チームで目標達成するなら、こんなふうに
チームの目標を共有するとき、
「今月は営業利益○○円!!」
「新規顧客○○人獲得!!!」
などの数値を共有していませんか?
これ、チーム全体でみると、目標達成を邪魔しているかもしれません。
どういうことなのでしょうか。
数値目標よりも行動目標を共有しよう
たしかに、数値目標を考えることは必要不可欠なことです。
しかし、その数値目標をそのままチームに伝えても成果につながりづらい。
なぜなら数値目標はただの「数字」であって、何をすればいいかの「行動」が示されていないからです。
数字を示すだけでは、チームメンバーは数字を意識するだけで目標を達成するための行動はとれません。
悪くすると、数値目標を達成するために嘘の報告をしたり、お客様にゴリ押ししたりしてしまう可能性すらあります。
だからこそ、チームには数値目標を共有するだけでなく「行動目標」も共有するようにしましょう。
数値目標にどんな行動が必要なのか。それを具体的な言葉にしてチームに共有するのです。
そうすれば、チームメンバーも具体的な行動指標ができて、数値の向上にもつながるのではないでしょうか。
行動目標は自分で考えればいい?
「具体的な行動なんて各人が考えればいいだろ!」と、考えている方もいるかもしれません。
成熟したチームなら個人がそれぞれの判断で動いてもいいと思います。
しかし、まだ成熟していないチームや発足したてのチームならば、行動の指針をしっかりと立て、同じ方向を見る必要があります。そうしなければ、意思の統一が取れず、チームがバラバラに動いてしまうからです。
だからこそ、チームの初期やバラバラになりがちなチームは「行動指針」での目標共有を心がける必要があります。
まとめにかえて
僕もその昔、某予備校で営業チームを引っ張っていた時期がありました。
その時は、ひたすら数値目標を共有して、後輩に指示していたものです。
結局、目標は未達のことが多かった。
だからこそ数値目標だけでなく、数値を達成するための行動を示さなければいけないと身をもって思いました。
二度と同じ間違いをしないよう、気を付けていきたいと思います。
あなたもお気をつけて…。
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