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いつでも「コーチング」してりゃいい…ってわけでもない

「コーチング」をご存知ですか?

コーチングとは、対話を重ねることを通して、クライアント(コーチングを受ける人)が目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え、行動することを支援するプロセスです。

コーチングは、人が自らの力で目標達成するのを支援するのに大きな力を発揮します。

このように、コーチングは一見万能に見えます。しかし、機能するタイミングとそうでないタイミングがあるのをご存知でしょうか。

いつでも「コーチング」をしていれば、成果が上がるというわけでもないようです。

コーチングに適したタイミング

コーチングには、適したタイミングがあります。

そのタイミングとは、そのコーチングを受ける人のスキルや知識が最低限備わっていて、意欲が落ちている時です。

このような時にコーチングをすれば、自分で考える力が身に付き、モチベーションも上がるので、目標達成に近づけます。

反対に、意欲が高くても最低限のスキルや知識が備わっていない場合には、コーチングは効果を発揮しません。

なぜなら、最低限のスキルや知識がない段階で自分で考えて行動すると、間違った方向に行きかねないからです。

コーチングをして、いくら意欲を高め自分で考えさせても、進む方向を間違えてしまえば目標達成は絶対にできません。

だからこそ、最低限のスキルや知識がない状態ではコーチングではなく、徹底的に基礎を教えこむ「ティーチング」が重要になってくるのです。

コーチング×ティーチング

自発的な成長を促せるコーチング。

自発的な成長は確固たる基礎があるから実現します。

確固たる基礎ができていないのに、コーチングに踏み出すのは効果が薄く、オススメできません。

だからこそ、初期の段階では基礎の反復を徹底して行いましょう。その時に大事になるのが「ティーチング」です。

一見軽視されがちなティーチングですが、あらためて重要性を再確認したほうがよさそうです。

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