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中学生の悩み「家庭の問題」【ミッケルアートキッズ版】

以下は、ミッケルアート開発メンバーと話し合っていた際の議論です。
福祉系で働く皆様の「気づき」に繋がれば幸いです。
このメンバーは、中学校教諭一種免許、中学の教員免許、高校教諭一種免許、特別支援学校教諭、児童発達支援士、発達障害コミュニケーションサポーター、SSTスペシャリストを取得しています。

● 中学生の悩み「家庭の問題」

 テストの返却時、点数を見て「もうこれじゃあだめなんだって。」と声をあげて叫び、机に伏せてしまうBくんがいました。Bくんは普段の授業から態度は悪い様子がありましたが、成績はそこまで悪くない子です。
 
 落ち着いたと思われる給食時に話を聞きました。すると、「親から怒られる。また、ご飯を作ってもらえないときもあるし。」と家庭内虐待と疑われるような発言をしました。守秘義務ということもあり詳しいことは分かりません。また時折苛立ちを見せて、本棚を蹴ったりすることもありました。
 
 良い成績でないと親に叱られる。そのプレッシャーを抱えている子はこの時代にもいまだにいるようです。他の子でも親からの虐待を口にした子がいました。しかし、家庭のことを打ち明けるのは本当に心を許した人だけだと感じます。
 
 最終的の対策としては主任、教頭など役職に就いている人の仕事になってしまうので、直接的に関わる教員はどうこどもたちと信頼関係を結ぶかが大事だと感じます。
 
 日々私たちはこのような議論を通じて、社会課題に目を向け、課題解決に導くためのアートの開発を目指しています。
皆様の気づきに繋がれば幸いです。
 
ミッケルアートキッズ版はこちら
https://www.mikkelart.com/kids
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