投資とギャンブル

お話をお伺いする方々の中には
「株は怖いからイヤ、昔損したからイヤ」といわれる方がいます。

株はそんなに勝ち負けのはっきりするものなのでしょうか?

これは株の買い方(考え方)を
誤解されていることが多いようです。

その前に「ギャンブル」と「投資」という言葉について
はっきりしておきましょう。

お話は「柿」でいきましょう。

「ギャンブル」は、それぞれ持っている柿の実を持ち寄って、
じゃんけんで勝ったひとがすべてもっていくようなものです。
その他の人たちは柿を差し出しただけ、ということになります。

宝くじも。
ジャンボ宝くじの1等当選確率は2000分の1!
東京ドーム(46,000人収容)なら435個、
甲子園(47,508人収容)なら420個満員の中から一人です。
大多数はお金を払っただけという結果になります。
夢を買うならもう少し現実的な金額で
夢見た方がいい気もしますが・・・

これももしかしたらテレビを始めとした
メディアに誘導されているかもしれませんね。

特に宝くじは還元率が46~47%前後。
つまりさっきの柿の話でいうと、
10人が10こずつ柿をもちよっても
54個は最初からなくなってて、
残りの46個を10人で取り合いすることになります。
分の悪いギャンブルです。

次に「投資」は柿を食べて、
種を捨てずにみんなで持ち寄って育てるようなものです。

柿の実がなったらみんなで分け合い、
樹を育て、種を増やし、どんどん菜園が大きくなることを期待します。
悪天候や病気で調子の悪い地域、時期もありますが、
長い期間、いろんな地方で育てることで
大きなダメージを受けることも少なくなります。
そして畑が大きくなっていくことを
みんなで期待するものです。

株式投資も「短期で売買」して儲けようとすると、
勝ち負けが表裏に存在し、
儲けた人の裏では損して泣いている人がいます。
いわゆるギャンブル性が高くなります。

これにたいして「長期で保有」すると投資という性格が強くなります。
投資の基本は「長期」「分散」「積立」とよく言われます。

長ーい目で。

昔話のさるかに合戦のカニさんのように目先のおにぎりではなく、柿の木が大きくなる夢をみるのも「宝くじの夢」よりも現実的な気がしますが、いかがですか?

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