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【新殿堂】いかりのミニスカエンテイ【第18回旧裏オフ使用構築】

みなさん、おハシダム〜!
2023年7月16日に開催された「第18回関西旧裏ポケカオフ」で使用したデッキを紹介します。レギュレーションは、いわゆる新殿堂準拠です。

イベント概要↓

◯レシピと概要

採用カードカード少なくて2行で収まっとる笑

とにかく初ターンでブン回してデッキ圧縮と手札補充をして廃品とミニスカ打っておたけびを打ってそのまま押し切る構築です。
先攻でも8〜9割ぐらいミニスカおたけびが決まります。廃品何枚打てるかとエネが何枚つくかは結局運次第ではありますが、だいたいは廃品が2〜3枚打て、炎も2〜3枚つく感じです。
後攻でも動きは同様なのですが、事故らせて勝つのはだいぶしにくく、先攻で展開されたポケモンを何匹か倒してるうちに相手が復帰して、最終的にこちらのリソースが足りなくなることがまあまああります。
ちなみに炎エネが18枚も入っているのですが、廃品を使わずにいきなりおたけびすると、炎エネが1枚もつかないということは結構あります。先攻ずつうこわがらせるにはかなり弱いです。

普段見慣れない「とりかえっこプリーズ!」というカードが入っていると思いますが、今回の大会では少し特殊なルールが2つ(?)ありました。1つ目はとりプリの裁定に関するもので、

・「このカードは公式大会では使うことができません」と表記のあるカードのうち、以下のカードも使用可能とします。
( _のピカチュウ,イマクニ?のドードー,_のラッキー, GR団のミュウツー ,ルギア(GB2プロモ) ,わるいオニドリル,カスミのてあて、とりかえっこプリーズ!)
「とりかえっこプリーズ!」
・交渉については、相手の返答内容に関わらず、常に「オーケーでない」ものとして扱います。

https://tonamel.com/competition/wpMZs

と、お互いが手札を見せ合って2ドローできるカードとして使用できるようになりました。

2つ目が、

相手が3枚以上のサイドカードを獲得した後、自分の番の最初に山札からカードを1枚引く時に、「デスティニー・ドロー」を選択することができるようになります。
「デスティニー・ドロー」を選択する際は、番のはじめに山札を1枚引く代わりに、隣に伏せて置いていた1枚を引きます。

https://tonamel.com/competition/wpMZs

というルールです。
元ネタは遊戯王でピンチ時に解決札を引いてくる時のフレーズです。デュエルリンクスでも同じようなことができるみたいですね。

このデッキでデスティニードローに置くのはタイムカプセルになります。主に山切れ防止で使います。詳細は後述。

◯この構築に至った経緯

旧裏有識者であるところの708さんに強いデッキを聞いた時に、わるクロやさタンや錯乱エンテイやずつうわるクロなどが有力デッキとして候補に上がりました。エンテイは元々好きだったのでせっかくなので組んでみることにしました。
最初は、一緒に参加するじょにーに、わるクロやさタンを組んでもらってそれで練習してました。
普通に戦うと勝率自体はわるクロ側の方が高かったため、これはのんびりしていてコインで解決される錯乱なんかではなく、1ターン目にミニスカをキメることが大事なのではということがわかり、ブン回すためにはカスミのいかりがいいのでは??となりこの構築に至りました。(当時もこういう構築はあったらしい?)
いかりのおかげで、デッキを減らしてから廃品回収で炎の密度を上げる動きもかなりとりやすく、構築の炎エネを減らしていても、確率的におたけびで2〜3枚は炎エネがつくところまで持っていきやすかったです。
スパイ作戦だけでなく、とりプリでも相手の手札が見えるので、ミニスカを打つか判断しやすいのも地味に良かったですね。
ただ、とりプリの確定2ドローと、山切れ回避のデスティニータイムカプセルにわりと依存した構築なので、普通の新殿堂では少し使いにくいと思います。

◯採用カードについて

エンテイ以外のアタッカーはファイヤー3、ブーバー2、ブビィ2にしました。
ファイヤーは重いですが、HP50のたねを処理しやすいのでなるべく最初にエネをつけたいのと、後半にHP100までを2パンできるためどうしても複数欲しくて3枚。
ブーバーはコスパが良く2体立てやすいのと、HP70も強く使いやすいので2枚。3体目を出したい時は廃品から回収して、エネを貼ったブビィの上に乗せて動かします。
ブビィは、前においておたけび、トレーナーロック技対策、えんかくさいみんが失敗しても進化して攻撃、エネを貼っておいてブーバーを引いた時に進化してすぐ攻撃など、使い方が多いカードだったので2枚になりました。
えんかくさいみんは、おたけび時のスキを誤魔化すためだけでなく、バリヤード対策も兼ねています。(他の錯乱エンテイでも同様の理由で採用されています)

学習装置は、場に残るトレーナーズとして注目しました。ただ、いっぱい入れても貼り先がないので1枚。殴り合いが始まってしまうと意外と場のエネが枯渇してしまうため、学習装置はいい感じで機能していました。(つけたポケモンは特殊能力で倒されがちでしたが…)

ワープポイントのところには最初はポケモン回収が入っていましたが、おたけびは2〜3回しか打てないので回収する必要がない、えんかくさいみん失敗を誤魔化すのはワープでもできる、相手をどかせるメリットが大きい、ということでこちらになりました。じょにーは炎を減らして2枚目を入れていました。ふうせんのみは場に残って強そうですが、さすがにワープの方がバリューが高いです。

タイムカプセルは、打つとそのターンはミニスカが打てなくなるため、デスティニードローに埋まっててもらうのがかなり都合良かったです。ターン開始時に山切れしていても、デスティニードローで負けを回避できるのも相性が良かったです。(今更情報ですが、例えば山札3枚でも、おたけび→タイムカプセルで延命という動きもできました)

◯対戦レポと感想

今回は交流会ということで、チームに分かれて3戦とデッキ投票がありました。

・1回戦 カツウインバット アイテムさん ◯
先攻でミニスカ打って事故らせて勝ち。こっちだけやりたいことをやって勝ってしまいました…。
デッキのコンセプト的にこうなる試合があることはわかってましたが、初対面の人にこれキメるのは気まずい〜!
その後のフリーでは、アイテムさん先攻でプレイしましたが、こちらでは復帰してこられて勝ちきれず。先攻後攻の差がデカいですね…。

・2回戦 ミラー じょにー ●
なんで当たるの…。覚えてないけど負け。そんなに山圧縮してないのに、おたけびで4枚つけられてテンポ負けした気がします…。

・3回戦 すごいへんしんレインボーウェーブ コウタロウさん ◯

じょにーと僕が使ってたコケコデッキを参考にしたとのこと(?)(詳細は過去記事)

すごいへんしんしたメタモンでミュウの技を打てば、無色以外の指定したタイプのポケモンに20ダメージずつが与えられるすごいコンボデッキです!
試合は、初手ミニスカで相手のハチマキ2枚を飛ばします。数ターン事故ってるうちにサイドをとっていきますが、じわじわ詰められ、最後はハチマキ表でワンチャン勝ちのところまでもっていかれました…!コインは振り直しの末、裏でなんとか勝ち…!

・デッキ投票
なぜかエンテイデッキがいっぱいいたのと、他におもろいデッキがいっぱいいたので全然表が入らなかったです笑
投票は、ジムリーダーの名前入りトレーナーが全部入っているサカキのニドリーナデッキを組んでた、ユミルテミルさんに入れました。サカキの切り札で手札を全部捨ててから、カツラの奥の手をデスティニードローするというシナジーにも感動しました!

・感想
そもそも新殿堂ではミニスカとわるクロが強いというのは共通認識だったようで、半分以上の人がどちらかを採用していたのではないか?という勢いでした。
この大会の前日にあったうずまきカップでは、これらの殿堂ランクが増えており
、時代に合った良い調整がされているなと感じました。
旧裏オフへの対戦参加は初だったので、今回は見慣れた新殿堂で遊ぶのがいいかなと思っていましたが、次は、ポイントがより洗練されている、うずまき殿堂や高槻殿堂での大会に出てみたいなと思いました。

◯オマケ〜没構築〜

当日、図鑑ミニスカができないという裁定が出たので、今後少し影響しそうですね。(手札にトレーナーがなくて山に戻さなかったプレイヤーも、その後の処理の時にデッキを切ることになりました。)
ちなみに裁定により没になったデッキ案↓

これ本気で練ってなくて良かった〜

カスミで手札のミニスカと図鑑以外のトレーナーを捨ててから、図鑑でトップ操作をしてミニスカを打つというデッキ。
たね多いけど、マリガンで相手に引かせるの弱そうなのでこれで。トレーナーロックに弱いので、コダックの弱点もつけるピチューを採用。ニョロモ減らして化石かピチュー増やすのはアリ。別に図鑑なくてもまあまあやれそう。

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