博士論文目次(仮)


ジョルジュ・バタイユにおける〈演劇性〉の諸相──思想、主題、言語──

序論──否定態としての〈演劇性〉

第一部:演劇性の思想的側面
第一章:視覚と演劇性──デカルト
第二章:演劇化の概念──ドゥルーズ、バルト
第三章:観客的実存と俳優的実存──クロソウスキー
第四章:パロディ──演劇性の臨界点としての

第二部:演劇性の主題論的側面
第一章:文学言語における演劇的形象──「ドン・ジョヴァンニ」または演戯としての〈私〉
第二章:供犠=演劇の共犯性──ジル・ド・レまたは「生きられる演劇」
第三章:〈劇場型犯罪〉としての神の死──「オベリスク」または供犠の演劇モデル

第三部:演劇性の言語的側面
第一章:「怪物」とは何か──ジェイムズ・ホッグ『悪の誘惑』論
第二章:「怪物」的言説と歴史記述──『ジル・ド・レ裁判』
第三章:エクスタシスの主体=主語(sujet)──『内的体験』
第四章:著者と読者の供犠──「無神学大全」三部作
第五章:死、沈黙、パロディ──「モロイの沈黙」

結論
参考文献一覧

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