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blurhmsの傑作。



革はステア、形はカバーオール。


洋服を構成する大きな要素だけの情報で聞けば、良くも悪くもその1着には間違いなくアメリカンの無骨なイメージしか湧かない。


でもそれはあくまでも視覚として入る情報や単なるイメージ像であって、身に纏って初めて成立する洋服の場合、最も大切な基準は「体感がどうであるか」。


そういった曖昧な枠組みではあるけれど確実に考えさせられる難題のようなものを、簡単にクリアにしているブランドがblurhmsだったりする。


でも認識として間違ってはいけないのが、これは簡単に見せているだけで、決して簡単な事ではないということ。


着た者にしか分からない、イメージを覆す体感。


blurhmsが製作した「ステアのカバーオール」は、その代表作と言えるかもしれません。








































blurhms

Leather Coverall

表地
stare leather 100% (国産牛革)

裏地
Cupra 100%

1 / 2 / 3


¥225,000- (in tax)


1
着丈 約74cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約57cm (脇下の直線距離)
肩幅 約47cm(肩から肩の直線)
袖丈 約46cm (脇下から袖まで)

2
着丈 約76cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約59cm (脇下の直線距離)
肩幅 約49cm(肩から肩の直線)
袖丈 約47cm (脇下から袖まで)

3
着丈 約78cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約61cm (脇下の直線距離)
肩幅 約51cm(肩から肩の直線)
袖丈 約48cm (脇下から袖まで)





水染めで染色した国産のヌメ革を
限界まで柔らかく仕上げることで生まれた、
革本来の無骨な風合いと光沢感を帯びた
独特の表情感。


ステアレザーの魅力を
最大限に感じ取れる魅力がそこにはあり
着続ける中で徐々に柔らかく変化していく
素晴らしい革質と言えます。


そんな上質な革を使用して
blurhmsが製作した今作のカバーオール。


革の剥ぎ目は出来るだけ無くした
贅沢な扱い方とゆったりとしたシルエット感により
ステアの迫力をより一層引き出して
個体に纏わせていながら
不思議と印象感は硬派に偏り過ぎず
むしろエレガントな空気感さえ感じてしまう
秀逸なバランス感。



ややスッキリとした直線的な襟の形状
アームホールのやり過ぎない太さ
自然と弧を描く袖付け
釦の開閉に左右されず綺麗な印象感を保つ袖先。


上記で話したこの「バランス感」は

随所で巧みに構築されているディティールと
パターンワークが何の違和感も無く
全体感に連なっているからであり
これこそがblurhms村上氏の手腕の賜物と
言えるのでないでしょうか。


昨年に続き今作も
blurhmsらしさを纏った新たなレザージャケットを
お見せ出来る事を本当に嬉しく思います。



最高です。



是非、ご体感ください。





179cm 67kg
size 3



































9月18日(月) 19:00 -
Web release




nariwai - Yuto Hashiba


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