見出し画像

A.PRESSE 2023 Style2 6th - style note vol.1













































U.S.ARMY Mackinaw Coat

Brown

Wool 100%

2 / 3

¥176,000- (in tax)



2
着丈 約80cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約61cm (脇下の直線距離)
肩幅 約52cm(肩から肩の直線)
袖丈 約53cm (脇下から袖まで)

3
着丈 約82cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約63cm (脇下の直線距離)
肩幅 約54cm(肩から肩の直線)
袖丈 約54cm (脇下から袖まで)


179cm 67kg
size 3着用




30年代頃にアメリカ軍へ支給されていた
マッキーノコートをベースとして
適度に名残りを感じさせつつも
しっかりと日常に適したバランスに
ブラッシュアップ。


経糸は1/60の梳毛糸を微差で染め分けして
三ツ杢に撚糸、
緯糸は梳毛糸を高密度で打ち込んだ後に
強く縮絨させた構成で織り上げた
カルゼ組織のメルトン生地を使用。


メルトンならでの心地の良い重厚感
そしてカルゼの織り目と撚糸の色ムラが
重厚感に深みを与えている素晴らしい生地です。


形は肩の傾斜を強くしたナチュラルショルダーと
綺麗なAラインシルエットが特徴的。


そしてフロントに構える
二重ヨークの迫力感を強め過ぎず
そして損なわせずといった
バランスの良さが光る設計です。


オリジナルへの敬意をしっかりと感じさせながらも
決して美化はさせ過ぎず
本来のらしさと今に求める要素が
見事に混ざりあった
モダンなダブルマッキーノコートです。



































Windowpane Trousers

Charcoal

Wool 92% Nylon 8%

1 / 2 / 3

¥61,500- (tax in)


2
ウエスト 約84cm(平置き直線距離×2)
股上 約27cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約74cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約31cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約24cm(裾両外面の直線)

3
ウエスト 約86cm(平置き直線距離×2)
股上 約28cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約76cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約32cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約25cm(裾両外面の直線)


179cm 67kg
size 3着用



股上は比較浅い設計
形はスッキリとしたラインのシルエットで
程よい太さのあるストレートトラウザー。


スラックスの仕立てながら
流れハトメや腰裏の釦など、
随所でミリタリーを感じる仕様や
絶妙な形のヒップポケットが特徴で、
絶妙にドレスを咀嚼したバランスが秀逸です。


ヴィンテージの生地を
分解して解析したという拘りの表地は
メランジ感のあるTOP糸とソリッドな糸を
番手、撚糸、経と緯とで様々に組み合わせ
チャーコールを土台してブルーのライン、
そして更に微細な陰性が
奥深い表情を感じさせる独特な風合い。


そして仕上げにミルド加工を施すことで
短い毛羽を持たせ
力強くも柔らかい
上品な印象感を演出している素敵な生地で
タッチ感もヴィンテージを彷彿とさせる
しっかりと詰まりながら薄らとカサつきを感じる
良い粗野感。


稀に古着等で見かける
生産情報が分からない表記でありながらも
確かに上質に感じる生地と仕立て
そして綺麗なシルエット感が魅惑的な
名も無きヴィンテージトラウザーを
彷彿としてしまう。

正に「名品」と謳うに相応しい1本かと思います。










































Windowpane Jacket

Charcoal

Wool 98% Cotton 1% Nylon 1%

2 / 3

¥104,500- (in tax)


2
着丈 約75cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約57cm (脇下の直線距離)
肩幅 約45cm(肩から肩の直線)
袖丈 約45cm (脇下から袖まで)

3
着丈 約77cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約58cm (脇下の直線距離)
肩幅 約46cm(肩から肩の直線)
袖丈 約46cm (脇下から袖まで)


179cm 67kg
size 3着用




A.PRESSEが新たに製作した3釦ジャケット。


生地はヴィンテージの個体を
解析、研究して辿り着いた
オリジナルのウール混合生地を使用。


太番手のTOP糸、所謂綿染めを施すことで
シャンブレーの糸自体に自然なムラと
奥行きを出した地色。


そしてそこを走る
糸染を施して表現した
グリーンのペンチェックがモダンな表情を演出。


最終加工でミドル加工を施した後に
硬く仕上げる事で自然な張り感が伴い
程よくドレッシーな印象も醸し出す
独特な佇まいがそこにはあります。

肩周りは丸みを与えながらも
素材の硬さを活かして
芯地を極力省きながら仕立てる事で
肩周りは適度に自然なドロップが起き、
比較的カマ下に余白が設けられている分
不思議とリラックス感も微かに漂う
絶妙なバランスです。


様々な要素が上手く1つの型に納められ
A.PRESSEの巧妙な編集力を感じずにはいられない
素晴らしいジャケットかと思います。








9月30日(土) 12:00 - Store & Web release





nariwai - Yuto Hashiba


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?