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純粋な思いで言える、これは一生物。
「歳を重ねながら、ずっと着ていきたい」
大袈裟な話では無く、心からそう言える洋服をお持ちだろうか。
袖を通す季節が待ち侘びるような気持ちにさせ、何気なく椅子に置かれた時に垣間見せる佇まいや、ラックに掛かっている姿でさえもふと心が惹かれてしまうような、そんな1着を。
何をどう思ってそうそう感じさせるのか、そこに絶対という理由は無いと思うが、紛れもなく大前提として言えることは「どれだけ心が動いたか」だ。
瞬間的に奥深くまで突き刺してはいつまでも掠れる事の無い格好良さも、常に身を委ねたいと思える素材感も、大切な誰かから貰ったというストーリーも。
全ての根底にはその感情が潜んでいる筈だと、私は思う。
そして時に、そういった瞬間は思い掛けず訪れる。
半年前にHERILLのアトリエでそうなったように、今見ているこの記事とnariwaiというお店を通して、その瞬間を是非とも共有させて頂きたい。
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HERILL
Goldencash Carcoat
cashmere 100%
size 3 only
¥440,000- (intax)
___________________________________________
着丈 約92cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約73cm (脇下の直線距離)
肩幅 約53cm(肩から肩の直線)
袖丈 約58cm (脇下から袖まで)
通常のブラウンカシミヤに比べ、体色が金茶から赤味を帯び産毛は淡いベージュ、そして繊度がかなり細かい事から驚くほどに滑らかで軽く、かなり高いレベルで優れた保温性を有する『ゴールデンキャッシュ』(以下、GCカシミアと略します)
世界のカシミヤ年間産毛量は5500トンと言われている中、このGCカシミアは年間僅か3トンほどしか産出できないという、非常に希少性の高い素材。
そして無垢なナチュラルに限って言えば、一切の不純物も許せない事から更に糸が厳選され、市場に出回っているその価値は当然ながら安くはありませんが、この背景を知ると高いとも思えない。
むしろ、この数年間で価格が高騰している事も踏まえると、間違いなく「今が1番安い」と考えた方が常識的かもしれません。
そういったある意味で今が旬となるGCカシミアの魅力を、最大限に肌で感じ取れるよう洋服に注ぎ込み、「毎シーズンの定番」として製作しているHERILL。
これがどれだけ凄い事か、もうご理解頂けるかと思います。
そしてこの確かな事実の上で新たにHERILLが製作した物は、純粋無垢なGCカシミアを100%用いて織り上げたメルトン生地によるカーコート。
一般的に、メルトンとはそもそも重さのあるウール繊維を圧縮し機密性を上げている素材。
その分、最終的には重厚感のあるアウターとなり、所謂ダッフルコートやPコートあたりがその類です。
ただ、柔らかく軽量なカシミヤ、ましてやこのレベルで繊細な繊維をメルトンの生地に織り上げ、そしてブルゾンのようなショートアウターではなく、製作した物は生地量をかなり要するカーコート。
素材の希少価値は上記でも述べた通り、ニット1着でも一般的なカシミアの何十倍も必要とする量であることを考えると、そこにどれだけ相当な総量が必要となるか。
GCカシミヤでメルトンを制作すると言う事が、果たしてどれだけの事なのか?
もう言うまでもありません、、、。
そして更に、最後の工程である毛羽を刈る作業は行わず、この生地ならではの技法で押さえつける様に毛羽を抑えています。
そうする事でカシミヤ本来の風合いを最大限に残し、より純粋無垢な色味、贅沢すぎる質感を余すことなく体感できるように仕上げています。
そして誕生した至極のカーコートに、当然ながら重さは付かず、袖を通した瞬間に今まで体感した事のない凄まじい包容感を覚える筈です。
ただ歩く。
そんな動作でさえ纏うだけで気品を帯び、その素晴らしい着心地は、なんて事の無い日々を特別な日々へと導く筈です。
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179cm 67kg
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コスト面は一旦度外視にしたHERILLならではとも言える規格外の素材作り、そしてデザイナー大島氏が抱く、純粋にそして真っ直ぐな欲求で振り切った偏愛とも形容できる徹底したモノづくり。
現代の日本での最高峰のプロダクトがココにあると言っても過言ではないでしょう。
もう一度、問いたい。
「歳を重ねながら、ずっと着ていきたい」
心からそう言える洋服をお持ちだろうか。
そしてこの記事を見終わった今、何を思うだろうか。
僅かでも心が動いた方は、是非「一生物」として迎え入れて欲しい。
WEB Store release
11月4日(土) 18:00
オンラインストア掲載前においてもメール、DMを通して通販も承ります。
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nariwai - Yuto Hashiba
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