A.PRESSE 6th - 土台と変化 vol.1
A.PRESSE
2023 Style1 6th Delivery
2月25日(土) 12:00 - store & web release
2月25日(土) 19:00 ※web restock
※ご用意可能となる店頭分を追加させて頂きます。
完売の場合は追加はご了承ください。
" release Item "
Coverall Jacket
Vintage Half Zip Sweatshirt (Red / Navy)
Denim Painter Pants
Chino Trousers (Ecru / Olive / Navy)
おそらくの話、よっぽどの影響がない限りは自分の嗜好が路線変更する事はまずあり得ないですよね。
私自身は20代半ば頃を境に、ある程度は自分が着る基準というか揺るぎない部分が少しは理解できるようになったと感じています。
ありがたい事に今は当時と違って多くの感性に触れさせて頂く機会が多くて、その度に自分の好みを探るような経験が起こる訳です。
そういった中で、全てを理解している訳でもなく、かといって優柔でも無いこの "少しの理解度" は距離感として丁度いい気がしているんですよね。
試行錯誤の繰り返しの中で固まってきた感覚と、そこに沿うように増えていく新しい感覚とでも言いましょうか。
目に見える事ではありませんが、ぼんやりと自分好みの輪郭が浮かび上がってくるような、そんな経験の連続にもファッションの奥深さがあるように感じてなりません。
そしてある種、そういうキッカケを体現してくれているブランドがA.PRESSEであるように私は感じていて、明日から並ぶ洋服達もまさにです。
定番として頼り切る気しかしないトラウザー類を始めとして、絶妙なニュアンスで不思議と馴染む野暮感。
是非、新しい "土台" と ”変化” をお試しになってみてください。
アメリカ製のカバーオールをデザインに落とし込み、素材は縫製メーカーのミシン歯を何本も折りながら辿り着いた渾身のヘビーリネンキャンバス。
麻の生糸を限界まで高密度に織り上げ、仕上げの防縮加工はあえて施さず、素材本来のややベージュ混ざりな風合いとネップの表情感が直に感じ取れる、所謂着続けると更に魅力を増していく系の非常に威力的で魅力的な生地です。コシはありますがダック地ほどの硬さはなく、見た目の迫力に反して非常に着やすい点も大きな特徴かと思います。
シルエットは肩周りのフィッティングと全体のパターンを修正し、適度にリラックス感を持たせてありますので、カットソーからニットまで幅広く忍ばせられます。
今となっては流通数が非常に少なく、ここ数年で爆上がりしている60's Champion half ZIP sweat。
その中でもアメリカ空軍のトレーニング用として生産されていた個体を参考として生地を忠実に再現。加工は全て職人のオールハンドによるもので、1点1点の表情が異なります。
褐色具合、ZIP付近に見られる生地の擦り減ったほつれ加減。
もう古着の解釈でいいかもしれません笑
着丈はヴィンテージ感を漂わせる短丈で袖も大ぶりに振らない設計。
肩ハギがないヴィンテージのディティールも忠実に再現されていて、ややコンパクト気味な丸みのあるシルエットになっています。
着方としては、ZIPを開けて白Tを見せつつもボトムスは綺麗に整え、その色合いから羽織りを選び、差し色として活かす。
個人的には、襟も立てるような少し遊びの効いた着方も良いように感じています。
すいません。
このままだとかなり長くなりそうなので、残りはこちらに綴ります。
引き続き宜しくお願い致します。
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nariwai - Yuto Hashiba
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