爽快なニットと、VINTAGE?デニム。
1月17日、仙台は今季一番の最低気温(-3°)と積雪を観測。
ここにきてめちゃくちゃ冬を感じさせてきやがった。
これは気温に従って冬物をリコメンドしていくべきか、、
いや、どうだろう。
必需品ではあるかもしれないけれど、服好きの頭の中はどうだ?
先を見据えていないか?
よし、決めた。
寒さを忘れる程に、思いっきり『春』をぶつけていこう。
KAPTAIN SUNSHINEより爽快な発色が目を惹く、素敵なニットが2型届きました。
ビビットなカラーパレットは今の気分としても変わらず健在で、先日BATONERからリリースしていたコレもその類と言えます。
今作で使用されている生地は、インド産のトップグレードに属する希少な超長綿スヴィンを用いて空気紡績した特殊な糸(オープンエンドヤーン:OE)を採用し、度詰めで織り上げたオリジナルファブリック。
外側に強い撚りが発生する為に、肌離れの良いシャリ感とハリを備えている反面、毛羽や凹凸なども伴うOEですが、この生地は非常に綺麗な表情と油分量が多いスヴィン特有の柔らかいタッチ感が共存していて、本当に着心地が良い。
徐々に気温が上がる春から、湿度が目障りに感じる真夏手前までの気候にはピッタリな生地と言えます。
2型ともにリラックスフィットなパターンですが、リブやネックで収まりが効いた好バランス。スキッパーも少し開きが抑えられている分、どこかニットポロのニュアンスに近く、一般的な解放感ある印象よりもクラシックな雰囲気で楽しんで頂けるかと。
そんな爽快で心地の良さに富んだMINTニットにも劣らない「軽快な穿き心地」と、写真越しでも伝わるであろう「狂気的なインディゴの風合い」を纏うOUTILの新作も併せてご案内させてください。
縦糸はスーピマ糸に天然藍で枷染めを施した糸を使用し、緯糸には綿とヘンプの混合糸を打ち込んで織り上げたセルビッチデニムに、特殊なエイジング加工を施した渾身の1本。
オーストラリア軍の作業用トラウザーを背景にデザインされた太さあるシルエットとの相性も良く、ペインターに近しい肉感とヘンプ混の軽快さ故に真夏でも無理なく穿ける1本と言えます。
この『MINT』、良い意味でニットの煌びやかさは希薄していて、落ち着いた上品さとでも言いましょうか、綺麗なスラックともデニムとも優れた相性を見せてくれます。
その分、上に羽織るテイストも選ばずで、対局に位置するような上記2つのジャケットとも上手く馴染み、意外にも懐が深い。
本藍ヘンプデニムのウエストはベルトループが省かれていて、両サイドのアジャスターで簡易的に調整出来つつ、トップスをインした際の見え方も非常に綺麗なので、個人的にはニットやシャツはインしたいですね。
季節を跨ぎに跨いで、もう夏のTシャツ合わせまで想像出来た方、そういう事です、、、。(最高)
地味に感じる寒暖差と、反比例するように求める軽い質感やカラーパレット。
少なからず、そういったリアルな『春』を想定してみると、よりこの3つの洋服が優秀に感じる筈です。
是非、お確かめになってみてください。
オンラインストアの掲載は在庫次第で1月18日(木)18時頃を予定としております。店頭にて完売の場合は掲載がございませんので、その際はご了承ください。また、通販をご希望の方がいらっしゃいましたら、私までご連絡を頂けますと先着順でご対応させて頂きますので、是非ご一報ください。
筆者
nariwai store manager
橋場 祐人
(通称がまお)
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