見出し画像

自由に。



前の記事の冒頭で「多面性が垣間見える洋服に惹かれる」と呟きましたが、その思いが色濃く具現化されているように思えてならないベストが届きました。


何をどう合わせようと選択しても親和性を感じさせる懐の深さ、そして、飛び道具のような立ち位置でスタイルに振り幅を与えてくれる自由さがありながら、ソレ自体は何色にも染まり切らない静かな強さがあって、シンプルに洋服として惹かれてしまう。


百聞は一見に如かずで、まずは見て頂いた方がいいかもしれないですね。


既に届いている春の新参物や私物を絡めながら、その多様性をスタイリングの中で自由に思いのまま楽しんでみましたので、是非最後までご覧になってみてください。




















REVERBERATE

LONG TAILORED WAIST COAT

BLACK

Linen 55% Cotton 45%

size F

¥64,900 (intax)

____________________________________

着丈 約84cm(襟付け根から裾まで)
身幅 約54cm(脇下の直線距離)
肩幅 約40cm(肩から肩の直線距離)

















REVERBERATE

LONG TAILORED WAIST COAT

GRAY

Linen 55% Cotton 45%

size F

¥64,900 (intax)

____________________________________

着丈 約84cm(襟付け根から裾まで)
身幅 約54cm(脇下の直線距離)
肩幅 約40cm(肩から肩の直線距離)






170cm 60kg

shirt : blurhmsROOTSOCK / size2

pants : blurhms / size 2













170cm 60kg

vest : REVERBERATE

knit : BATONER / size3

pants : OUTIL / size2

cap : ERA.








accessory : Garden of Eden




179cm 67kg

vest : REVERBERATE

knit : BATONER / 私物

pants : A.PRESSE / 私物






















170cm 60kg

vest : REVERBERATE

knit : KAPTAIN SUNSHINE / size40

pants : CIOTA / size4

cap : ERA.








jacket : awasa / size2
















179cm 67kg

vest : REVERBERATE

shirt : Cale

pants : A.PRESSE / 私物











人体構造と照らし合わせながら、デザイナー星氏自らが筆を握り、ミリ単位の修正を幾重にも繰り返し描かれる曲線が辿り着いた1つの型紙。


そこには歪みが無く、ジェンダーも体型も問わない纏った時の美しい収まりと、インアウト共にバランス良くまとまる優れた汎用性が秘められています。


シーズンに合わせて採用される生地は異なり、今季は後染めを施したコットンリネン。素朴な風合いとこれからのエイジングに期待が寄せられる素晴らしい生地感で、着方によってはオールシーズンで羽織れるかと思います。


色は炭黒のような奥行きあるBLACKと、柔らか過ぎず少しだけキリッとしたGRAYという、素材の良さを十分に感じられる2色。


コート、ジャケット、ニット、スウェット、シャツ、カットソー。その全てにおいて、何をどう合わせようか考えてしまう事すらも楽しませてくれる素敵なベストです。






















REVERBERATE

DOUBLE  WAIST COAT

NAVY

Wool 52% Linen 48%

size F

¥64,900 (intax
____________________________________

着丈 約82cm(襟付け根から裾まで)
身幅 約60cm(脇下の直線距離)
肩幅 約40cm(肩から肩の直線距離)



179cm 67kg

vest : REVERBERATE

shirt : Cale

pants : A.PRESSE / 私物


























accessory : Garden of Eden




179cm 67kg

vest : REVERBERATE

jacket : OUTIL / size3

pants : A.PRESSE / 私物


そして今季、同じような立ち位置で新しく型紙から製作されていたニューフェイスは、フロントの釦を省き、左内側と右外側の2箇所に設けられたストラップを用いてフロントを留める仕様としたミニマルかつ更に洗練された印象のベスト。


ストラップの使用に関係なく佇まいは本当に綺麗で、星氏の手から描かれる曲線の美しさを改めて体感してしまう素晴らしい設計です。


先述のベストよりも幅に余白がある分インナーは問わず、写真の通り大ぶりなジャケットの上から着ても着膨れせずに収まります。


素材は絶妙な混合のウールリネン。洗いを掛けた梳毛を使い交織している為に、柔らかいタッチ感と光の当たり具合で鈍く光る青の表情が素敵な生地です。


個人的にはデニムや発色の良いブルーパレットに沿わせるように着たり、ストラップを留めてジャケットの中に忍ばせ、Vゾーンや裾から覗かせるレイヤードを楽しむのも良いなぁと。













正解も不正解もあるようで無い。ある意味でファッションの自由故に楽しめる感覚を、このベスト達は提示してくれているように思うんです。


アウターやニットはまだ必須だけど、シャツ一枚で出歩ける季節が先に待っている事も重々承知の今、いい意味で全てに属するこういった洋服があるか無いかで楽しみ方は大きく変わります。


別に無くても困らないけど、あれば違う事を強く理解している分、これは是非試して頂きたい。




こちらは既に店頭より販売を開始しており、オンラインストアの掲載は2月10日(土)18時頃を予定としております。店頭にて完売の場合は掲載がございませんので、その際はご了承ください。また、何かご質問や掲載前に通販をご希望の方がいらっしゃいましたら、お手数ですが私までご連絡を頂けますと幸いです。


筆者
nariwai store manager
橋場 祐人
(通称がまお)


〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町2-6-23
ビブレスタオフィスビル2F
022-796-2240
nfo@nariwai-online.com




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?