ALTA-E-2.2.1 (K4) テスト自動化対象プロジェクトで用いるテスト自動化ツールを検討し、技術的所見や推奨事項を報告する


ツールを選択する際の基本原則

【JSTQB-SyllabusFoundation_Version2018V31.J03.pdf】より引用

  • 自分たちの組織の成熟度、長所と短所を評価する。

  • ツールを活用するためにテストプロセスを改善する機会を識別する。

  • テスト対象で使用する技術を理解して、その技術と互換性のあるツールを選択する。

  • 組織内で既に使用しているビルドツールや継続的インテグレーションツールを理解して、互換性と統合の可否を明らかにする。

  • 明確な要件と客観的な基準を背景にツールを評価する。

  • 無料試行期間があるかどうか(およびその期間)を確認する。

  • ツールベンダー(トレーニングや、サポートメニュー、ビジネス的な要素も含む)、もしくは無料ツール(オープンソースツールなど)のサポートを評価する。

  • ツールを使用するためのコーチングおよびメンタリングに関する組織内での要件を識別する。

  • ツールに直接携わる担当者のテスト(およびテスト自動化)スキルを考慮して、トレーニングの必要性を評価する。

  • さまざまなライセンスモデル(有料、オープンソースなど)の長所と短所を考慮する。

  • 具体的なビジネスケースに基づいて、費用対効果を見積る(必要に応じて)。

ツールの評価と選定

TAEはツールの評価および選定プロセスの全体に関与するが、特に以下の作業を中心に行う。

  • 組織の成熟度評価およびテストツールのサポ ート体制の評価

  • 期待するテストツールのサポートに関する適切な評価

  • 候補ツールの情報収集および選定

  • 目的やプロジェクトの制約に対するツール情報の分析

  • 具体的なビジネスケースに基づく費用対効果の見積り

  • 適切なツールの推薦

  • ツールとSUTコンポーネントとの互換性の判断

自動化プロジェクトにおけるテスト自動化ツールの問題

【JSTQB-Syllabus.Advanced_TAE_Version2016.J01】より引用
【JSTQB-Syllabus.Advanced_TAE_Version2016.J01】より引用

練習問題

  • Question #5 (3 point)

ISTQB® Test Automation Engineering Syllabus
Specialist
Compatible with Syllabus version 2016
Sample Exam – Questions
Sample Exam set A
Version 1.3

ISTQB® Test Automation Engineering Syllabus
Specialist
Compatible with Syllabus version 2016
Sample Exam – Answers
Sample Exam set A
Version 1.3

【出典元】

ISTQBテスト技術者資格制度
Advanced Level シラバス
テスト自動化エンジニア
Version2016.J01

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