続続) 作文は呼吸・瞑想

「西田さんの記録は読みやすいし面白いし、字が綺麗でスッと頭に入ってくるよね~…」

西田さんは、私が同じフロアで様々な意味で一番お世話になっている先は輩スタッフです。他のスタッフからも人望が有ります。

ひとりのスタッフが、私にそんな話を持ち掛けてきました。別に私に対して意地悪でも嫌みでも、私にもっと頑張れ!とハッパを掛けてきたのではないと、わかっています。

こやまさんの書いたの【も】面白いよね~というように、ついでに私を褒めたとか、そういうものでもなかったのですが…私の心に火がつきました。

私のこのフロアでの、心地の良い在り方の邪魔をする、西田さんが憎い。

本業の介護職員として年配スタッフを除けば、私は若者グループのなかで仕事歴は誰よりも長いです。

しかし、後輩がリーダーになろうと主任になろうと褒められようと、本業?では特にそういう【出世の欲望】は皆無、安全・安心・安寧に業務を遂行させて組織の人間としてはじかれず、うまくやってくことを第一としていました。

その中で特に、お世話になっている方のことは、自分を控えめにし相手を立てたいし、それが社会通念上の、正しい後輩の在り方だとは思うのです。

業務そのものは、心から西田さんのことを尊敬して立てる気持ちは有りましたが、利用者方の日々の記録に関しては…どうしてもそういう気持ちにはなりません…私がこのフロアで一番の【利用者方のケース記録記入の名手になりたい!】

その気持ちはどんどんめんどくさい方向に向かっていくのでした。

続く♪


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