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ポエミーなポエム

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自分に値段をつけることが怖い方へ

自分に値段をつけることが怖い方へ

「いいですよ、これくらい。お金なんていらないですよ。」

いいことをしている気分で言っていたわけではなくて、自分に値段をつけると、いつもタダになってしまうのだ。

タダだと告げると
「あ、そうなの?うれしいなあ〜」
人はいつも喜んでくれた。

いつのまにか、
頼まれごとで予定がいっぱいに。
人に求められる悦びとはこういうものか、と幸せだった。

怒られるまでは。

「ためになるので

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優しいという状態。

優しいという状態。

優しい人なんていない。
優しさはただの状態でしかない。

温泉みたいな居場所がもっと欲しい。

温泉や銭湯の中って
みんな気持ち良さそうな顔してる。
それにきっと、気持ちいいんだとおもう。



脱衣所のロッカー。

真っ裸でボーッと立ってる人がいて、
なにをしてるのかな?
そう思ってみていたら、
すうっとロッカーに近づいて服を着替え始めた。

その人はボーッと立っていたのではなく、
自分のロッ

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だれもいない深夜の赤信号を渡る

だれもいない深夜の赤信号を渡る

誰もいない深夜の赤信号。
自分の呼吸だけが響くほどに、人の気配がない。

この、試されている感じがたまらなく好きだ。

誰も見ていないのに、
車も人も通らないのに、
立ち止まって赤信号を待ってみる。

おれは待っているんだぞ。

と、誰かに見せつけるように赤を見つめながらピタッと止まる。

おれは待つ余裕があるんだぞ

と、自分に言い聞かせながらスマホを触る。

誰も見ていないのに、誰かを意識して

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