好きなフレーズ                 スピッツ(草野さん)編①

 シンプルな構成に対して、独特なフレーズが多く登場する草野さんの詩。聴く人それぞれの解釈で楽しめるのも歌の魅力である。その中でも、印象に残ったフレーズを10個ずつ紹介したい。今回はシングル曲。

①降り積もった角砂糖(1stシングル「ヒバリのこころ」)
 しかも、それが溶けていくらしい。角砂糖を最近見なくなった。

②間違えたステップ(27thシングル「水色の街」)
 どういうステップなんだろう。

③無理矢理晴れた日(26thシングル「ハネモノ」)
 初めて聴いたときに頭に?が何個も浮かんだ。

④時のシャワー(18thシングル「冷たい頬」) 
 スピッツに多い、2番がサビのみの歌。シロツメクサ。「手帳の中で眠り続けるストーリー」も良い。

⑤ちょうどいい頃に素敵なコードで(19thシングル「スピカ」)
 サビの「幸せは~」は名言過ぎるので今回はパス。ですます調がとても素敵な1曲。5本の指には入る好きな曲。

⑥骨の髄まで愛してよ(4thシングル(惑星のかけら」)
 心まで、とかじゃなく少しひねってあるのがなんか好き。

⑦晴れて望み投げたボール(17thシングル「運命の人」)
 テンポが良いし、言いたくなる言葉。元気の出る1曲。

⑧君の心の中に棲むムカデ(20thシングル「流れ星」)
 転調してハ長調になった後だからか気持ちの良い曲調になった後の1発目のフレーズ。どのような生活をしていたらこんな言葉が浮かぶのだろう。

⑨キラキラの方へ登っていく(29thシングル「正夢」)
 抽象的で想像力が掻き立てられる。

⑩最後の離島(16thシングル「夢じゃない」)
 ありふれた言葉同士がつながり不思議なフレーズとなる。

 シングル曲っていいですね。セールスを気にしないといけないだけあってやっぱり原点回帰は大事です。懐かしい、暖かい気持ちになれます。
 

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