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ケガと老化

現在、昨年に引き続き走れない状態。
去年もひと夏の間走れずに散歩をしていた。
しかし、何とか冬のマラソンシーズンには急仕上げで走れるようになり、別大ではギリギリだが3.5カット完走!
今年は、というか、再び走れるようになってからはずっと走る前後のケアを欠かしたことはなかった。
ところが、足底筋膜炎とアキレス腱炎の2つの「炎」に悩まされていて走れば痛い、歩いても痛いという状況。
練習計画の見直しは、通院中ずっと言われていたが、十分なケアをして痛みが出なかったのでついつい記録を戻していく楽しさに耽ってしまい、練習の質はハードになっていくし、オフの日がなくなっていった。だから、今回のケガは自業自得なのだ。
だが、以前はできていた練習ができなくなり、戻そうとするとケガをする、それっていよいよやってきた本当の「老化」なのではないか。もう以前と同じ練習をするとケガする体になってしまったのだ。だから、練習計画の見直しは必須。「走り続けていたいなら休みなさい」という魔法のような逆説的な言葉が今自分にのしかかっています。
さて、今回の足底筋膜炎とアキレス腱炎はどちらも左足です。私のケガの歴史をひもとくと、常にそれは「左」でした。昨日、濱上整形の院長に「左足は捻挫かなんかしましたか」とズバリ見抜かれたように大学時代の左足靱帯損傷から始まります。左右の足を並べるとわかりますが、左足の踵はいまだにふくれたままです。でも、このケガは私に言わせると今のケガに連動していません。連動していると思うのは、2016の夏から始まった左足のハムストリングスの上の辺りの痛みからです。半年以上軽い痛みを感じながら練習したり大会に出たりしてしまいました。そして遂に2017の別大本番の25㎞手前で痛みに我慢できずバッタリ止まってしまいます。左骨盤大腿二頭筋付着部炎が診断名です。この後、約4ヶ月ノーランで走力も落ちましたがまた走り始めることができました。実は、今回のケガはこの時のものとは別物と考えていましたが、今考えると2018のかすみがうらマラソンの40㎞過ぎで現在の状態とよく似た症状で左足のアキレス腱に力が入らなくなったり、その後の練習や大会本番で長い距離をそこそこのペースで走ると左足に強い痛みが出るようになったりしたことがあったのを思い出しました。
そして、昨年の左腰椎ヘルニアが原因の足底筋膜炎やアキレス腱炎です。今度は7月から9月までノーラン、12月までは通院で約5ヶ月満足な練習ができなくなりました。そして、今年のケガに至ります。
共通するのは「左」がダメになっていくこと、現在の能力以上のパフォーマンスがほしくてハードな練習をオフなしでしてしまったことです。今回、本人としては無理したつもりはなく、以前やっていた練習に戻したに過ぎないんですけどね(苦笑)。
つまりは、認めなくないけどいよいよ「老化」が来ているということ。ケガは「老化」を呼ぶ前兆ということ。
この二点です。