山添 亜弥子(やまぞえ あやこ)さん@おふろの王様 瀬谷店(リバース東京) 2019年5月8日

おふろの王様 瀬谷店にて、山添 亜弥子(やまぞえ あやこ)さんの施術を受けてきました。リフレクソロジー20分+ボディケア40分コースです。


添Pはキャリアは僕とほぼ同期くらいで、彼女もまた前回の秋幡さん同様、一時期社員になったり色々経験を積んだセラピストであります。僕との絡みで言えば、社内のとあるプロジェクトのチーム仲間だったり、店長会議、勉強会などで割と頻繁に会う仲なので、一度受けてみたいと思っていました。さっそくレビューにGO!



まずはリフレ。特徴的なのはフィット感。受け手の足裏にある「見えない溝」に、添Pの指の第2関節がしっかりと合致する、自分の足と相手の手の凹凸がピッタリとハマるような感覚なんです。これは気持ちいいよ。特に心臓、腎臓、肝臓などの内臓系。しかも指の当たりは細くて鋭いんですが、指の筋肉というか、弾力があるので、実際にはエグいキツさはそこまで感じない。マイルドピンポイントとでもいいましょうか。いわゆる男性的なガチガチのハードマッチョと、いわゆる女性的な細鋭いキーンと突き刺すタイプの、ちょうど中間くらいの当たり。でもしっかり狙いは定まっているハード感。でもしつこいけど、なんかぷにぷに感も混じってるんだよなあ。よし、これを「マシュマロハード」と名付けよう(笑)。

このマシュマロハード、オイルでも活きてきてて、ポッピングとかでもほどよく脚を挟まれる刺激が心地いい。たとえが適切かどうかわからんけど、なんだかトランポリンで遊んでいるような浮遊感もある。常にゆらゆらとたゆたっているようで、いつの間にか眠気を誘われます。


続いてボディケア。
こちらの特徴はですね、ずばり「リズム」。とにかく変わらない一定感。圧迫だろうと揉捏だろうとストレッチだろうと不変的な(普遍的な?)メトロノームの往復運動に則ってる。どこでこのストイックなリズム縛りを覚えたんだろう? 不思議だ。んで、これって良いこと、悪いこと? きっとメリットもデメリットもあるんでしょう。安定感を覚える人もいれば、単調さを覚える人もいるはず。でも僕は好きだなあ。添Pは「流れ」に乗ってやるというのが好きなんだろうな。いや、好きと言う自覚すらないくらい自然なのかも。きっと施術開始と同時に自分の脳内だけに流れる音楽があるはず。メロディーが流れているということは、AメロBメロがあって、サビがあるってこと。AメロBメロの後にまたAメロは来ないし、ずっとサビだけをリピートすることもない。つまり、いつまでも同じ部位を繰り返したりしないし、後戻りもしないし、突然遠い部位に飛んだりもしないってこと。そんなの当たり前じゃん、って思うだろうけど、いろんな手技を交えても、その「流れ」が崩れないってところは、やっぱり結構すごいことだと思うんですよ。少なくとも、僕にはできませんから。そうやって一つの曲が流れ終わった時の、充足感。これは施術者だけじゃなく、受け手も味わうことができるものであることは、身を持って体験した僕が保証します。すごいよ、これ。ぜひこれは寝ないで味わってほしい。いや、寝ちゃってても体が覚えててくれるはず。


あとは添P、すごく勉強熱心。ついこの前一緒に参加した練習会で学んだ技を、早速マスターしてました(笑)。ただ、個人的には、その練習会で得た新しいテクニックだけが「流れ」に少し強引に取って付け加えらてる気もしたので、欲を言えば練習会以前の、「純粋な」添Pスタイルも味わいたかったなという思いもあります。けど、それはまあ求めすぎというものでしょう。誰だって日々進化を遂げたいのだし、その意味では、練習会で新たに加えた技術もまた、添Pの一部なのだし。そして彼女のことだから、その新しい部分もきちんと流れに乗るようにすぐにremixしちゃうはず。今度またぜひそのアレンジバージョン、聴かせてほしい!


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