関根 ひろみ(せきね ひろみ)さん@プチマーニ 2018年7月26日

リラクゼーションサロン《プチマーニ》にて、関根 ひろみ(せきね ひろみ)さんの施術を受けてきました。アロマヘッドセラピー50分コースです。


ひろみさんはラフィネグループのバリ式エステブランド《バダンバル―》でトップランクのグランドマスターに上り詰めた後、独立。現在はサロン運営と同時進行で通信制の大学で心理学を勉強中とのことで、ますます研鑽の日々を過ごされています。


僕が施術を受けるのは今回で3回目ですが、受ける度に進化というか、目的が明確になっていってる印象を受けました。

技術の特徴を一言で言うなら、《スパイラルアップ》です。日本語だと「好循環」みたいなことですが、ビジネス用語でいうところのPDCAサイクルの向上を前提としているんです。PDCAってのは、商売やってる人なら一回くらいは耳にしたことあると思うんですが、計画を立てる→実行する→検証する→改善する、っていう品質管理の理想的な流れをフロー化したものですね。ひろみさんはなんと、これを施術中に実行しているんです! 少なくとも、僕はそういうイメージを抱きました。


具体的に言いましょう。
たとえば、肩甲骨周りの施術。仰向けのまま、背中に手を入れて菱形筋周りのリンパを刺激する。これを何度も何度もひたすら繰り返すのですが、ただ同じようにリピートしているわけではない。いや、そもそも全く同じように繰り返すことも、やろうと思えばできるという意志も余裕もハッキリ伝わりますし、それはそれですごく高度なテクニックなはずですが、まず最初の2、3回で僕の体の何が問題なのかを把握し、即座に施術の計画を立てる(P)→すかさずポイントを絞って、その問題解決策を実行する(D)→その効果を手応えを通じて検証する(C)→改善点を見極めて対応を変える(A)という見事なまでの流れ。


施術の繰り返しの中に、絶妙にこの一連の変化を加えていくわけです。だから、ただの繰り返しじゃない。一回一回、ワンストロークごとに精度が増していく。おおげさじゃなく、精度が増していく、その感じが分かるんです! これってすごくないですか? しかもPDCAのサイクルが一通り完成しても、それで終わりじゃない。すぐさま次の高みを目指して、新しい計画(P2)を設定する。そしてまたそこからD2→C2→A2を実行していく。だから何度繰り返されても飽きないし、そうこうしているうちに、身体はどんどん疲れや重さやストレスから解放されていく、という好循環を楽しめる。ひろみさんの施術と共に、自分もたえず浄化されていくのです。もちろんこの間、気持ちよすぎて眠くはなるのですが、同時に言いようのない快感にも包まれているので、半分起きて半分寝ている状態になります。半覚醒・半昏睡の超現実の浮遊感。なんていうか、この流れとか時間・空間がカッコよすぎたので、これはぜひカッコつけて《スパイラルアップ》とか呼んじゃいたい思ったのでした(笑)。


もう一つ、勝手な印象トークを重ねるなら、僕はひろみさんの施術は、美容系よりは治療系だと思っています。不健康をマイナス、健康を0、美の追求をプラスという一直線のグラフとして数値化するとしたら、ひろみさんの施術はマイナスから0に持っていくタイプなんじゃないかなと。なぜそう言えるのか。根拠はありません。ただのイメージでしかない。でも、強くそう感じました。声のトーンや話す内容、そして施術の仕方、お客様に対する姿勢などからの判断です。


それは多分、ひろみさんが独立した理由、もしくは現在勉強している理由である、リラクゼーションやエステの、医学的なエビデンスをきっちり提示したい、という願望とも無関係ではないはずです。きっとひろみさんの目指す方向は、人肌のぬくもりが伝わる「癒し」も含まれているのでしょう。医療+癒し=治療系という図式です。あるいは、「身体と心の両方のケア」と言い換えてもいいかもしれません。単なる医療でも、単なる精神論でもない、もっと根拠のある、広い概念の「治癒」。だからこそ、ひろみさんが科学的な知識を追求すればするほど、それと同じくらいにスピリチュアルな世界も開かれていくのではないでしょうか。


とまあ、なんかゴチャゴチャと書きましたが、実際、僕はエステのことは全く分かりません。所詮はただの戯言ですから、少しでも興味を持った方はとにかく施術を受けてほしいなあと思います。単純に、素晴らしいから。初回限定で50分コースは500円、80分コースは1000円の割引サービス付き。場所は文京区ですのでJR御茶ノ水駅や水道橋駅が最寄駅です。お近くの方は、ぜひ一度!

https://petit-mani.shopinfo.jp/


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