都築 由美(つづき ゆみ)さん@neconote-relaxation【神奈川県鎌倉市】 2024年1月24日

かなり久しぶりに尊敬する都築由美さんの施術を受けてきました。いやあ、やっぱり元気もらえたなあ。って、前に書いた記事を読み返したら、やっぱり「元気もらえた」って書いてあって、オレはいつもそれ目的で彼女に会いに行っているのかもしれん。

https://note.com/haseostar/n/n8031c26308c0


由美ちゃんは我らがラフィネグループに彗星のごとく現れたスターセラピストでして、瞬く間にグランドマスター(5000人中上位0.3%の最高職位)になり、さらには当時の業界大手の会社同士で作ったリラクゼーション業協会主催の接客コンテスト第1回の個人の部の優勝者でもあり、その後もさらにスペースの部という店舗部門でもチームを率いて優勝するという、もうリラクゼーション業界で得られる称号のすべてをかっさらったのち、まったくコネクションゼロの鎌倉というお洒落スポットにふさわしいお洒落なお店をオープンさせ、そこもわずか1年ちょっとで2、3か月先まで予約の取れない店にしてしまうという、偉業を成し遂げ続けるトンデモねえバズらせ系女子なのです。こうなってくるともう、「バズらせる」という作為ではなく、彼女の日常がそのままバズっているという見方の方が正しい気がしてきます。まあ実際面と向かってみるとわかりますが、とにかく楽しいのです。トークが。ひたすら気持ちよく話させてくれます。引き出すのが異常に上手いんだよなあ。


我々接客業者が目標とする常套句の一つに「お客様に寄り添う」ってのがあります。もうあまりにも聞きすぎて耳タコなワードですが、よくよく考えてみると「寄り添う」って、なんなんでしょう? 本当に傍にピッタリとくっついてあげることなんだろうか? 親友だろうと恋人だろうと、ましてやただの店員さんならなおさら、常に寄り添ってたら、さすがにウザくないか? かと言って塩対応すぎて放置しすぎても失礼だし、じゃあ「付かず離れず」がベストかと言えば、まあそれはそれで心地はいいけど、でも、客の立場で考えるなら、それよりは気持ちもうちょい「近く」にいてほしいかも。だって顧客心理として自分が「VIPな客である感」は欲しいしさ。いやでも、そもそも「寄り添う」の距離感だって日によって違ったりするんだよな。で、さらに言えば、その距離感をいちいち伝えなくても分かってくれる店員さんであってほしい。そう、つまり客が望む「寄り添う」とは、めちゃくちゃ自分勝手なただのワガママ! しかしそのワガママに極めてピンポイント近くまで正確に「寄り添って」くれる、それが都築由美という人なのである。なぜそれができるのか? それはきっと「相手を心底理解しようとする熱意」の成せる技だという気がする。これ、実際に彼女に会ったことがある人なら、きっとわかってくれるよね?


技術面の話をします。今回は《ねこのて借りるコース90分》で、リフレクソロジー30分+ボディケア60分にしました。
リフレクソロジーもボディケアも共通しているのは、痒いところにまで手が届く、その意味でこれもまさに「寄り添って」くれる施術スタイル。前回の記事では「型に流した液状のチョコレート」みたいなことを書いたけれど、足りない部分にスポッとパテ(充填剤)を塗って補ってくれるような、そういうリペア(修繕)なテイストをとても強く感じました。もちろん具体的な技術の面でも上手いんですよ当然。リフレの副腎の点圧しとか膝下トリートメントとか心臓・脾臓・肝臓の外側のラインとか。ボディケアなら背部圧迫とか、肩甲挙筋の肩手圧しとか菱形筋の剥がしとか下半身ストレッチとかも気持ちよかった。

でも、もっと大事な全体像を伝えた方がいい気がして、でもそれはすごく抽象的にしか言えないんだけど、強く優しくて愛があるんだよな。それでいて、トークは面白くて洒落ててサラッとしてる。その技術と接客の両輪は決して矛盾していなくて、彼女の中ではしっかりと調和している。結果、一緒の時間を過ごせば元気になっている。そういう感じなんです。うーん、どうか伝わってほしいなあ。


neconote-relaxationは鎌倉駅から徒歩20分、バスなら10分ほど。皆さんも鎌倉に行く機会があるなら、ぜひ「ねこのて」借りてみて!


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