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「SNS時代のフォトグラファーガイドブック」を読んで


いま、何かと話題のヒーコの本

別所さんが以前、告知されていたのを見て

早速、アマゾンで予約

なのに何故か、あきりんが気を使ってくれて献本までしていただきました


はっきり言います


くれるなら早く言ってよ

注文しちゃったじゃんw



まぁ、くれたからといって

凄いですね~すばらしいですね~と簡単に言う私ではありません

何でも正直に言うタイプです


だから、はっきり言います


これ、写真の技術書じゃありません


こうやったら、こう撮れるとか

レタッチ、こうやらばいいとか

そんな類の本じゃないのです。



どんな本か?



そう、ビジネス書の側面を持った

写真家集団が出す本としては極めて異色な本



これは



「SNS時代における、写真家として生きる為の指南書です」




ヒーコがSNS時代と呼ぶこの時代

私は講演などで「ナノメディア時代」と呼んでいます


このナノメディア時代に於いて

写真家はどう生きるべきか

そして、どう生き残るか


その指南書といった側面を持った極めて稀有な本なのです。。。


7人の著者のそれぞれ述べる事は共通項もあれば

また、「全て異なる」


異なる事に、ヒーコとしての整合性はあるのか?

意見が違うことでは矛盾ではないのか?



いや、これは違うのだ


それぞれの著者が考える現在のSNS時代

最小の発信者である「個」に於いて発信し

双方向のメディアであるナノメディアが主役となる時代なのだ


この著者達の言葉に、納得したり、違和感を持ったりするだろう


それでいいのだ


これは、ほんの

いや

たったの「七例」でしかないのだ

このSNS時代に於いては、対極にあるマスメディア時代の

「おおよその解」は存在しない

7人の中に、それぞれの解をみつければ良いのだ

それは全体に定義されるものではなく、個に於いて定義されるものであるのだ


彼らの中の誰かの意見に賛同し、何か心の琴線に触れるものがあれば

活目し、その知恵と言葉から得るといい


違うと思うものの意見になど賛同する必要はない


いまはSNS

そうナノメディアの時代なのだ。多勢に流される必要は無い


自分が必要と思う言葉を拾い解釈すれば

この時代が見えて

そして、その生き方を学ぶ事ができるであろう



人は、真っ暗な闇の中に未来を感じることも希望を見出す事もできない

しかし


この著者の中の誰かに心引かれたのなら

それは暗闇の中の灯火となるであろう


一度、読むことをオススメする


HASEO


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