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衝動的な怒りはコントロールできる

先輩に八つ当たりされたり、保護者さんから嫌なことを言われたり、保育をしているこどもが全くいうことを聞いてくれなかったりと怒りを感じるシーンはたくさんあるよね。

しかし、怒りを感じた時に、ゴミ箱を蹴飛ばしたり、相手に突っ掛かったりと、よく言われるような「キレる」状態に反射的にはならなくて、

実は怒りが生まれる過程では以下のような段階が踏まれるのです。

❶言葉や態度を見聞きする

❷自分の中で、その意味を考える

❸自分の価値観と照らし合わせた結果、侮辱や否定を感じ怒りの感情が湧く

❹感情をもとに発言や行動する←キレる

つまり、この❶〜❹の工程の中で、自分で抑えることがアンガーマネジメントの手法の一つなのです。

その1 思考を止める

何かを言われた時、その言葉の意味や腹のうち、そして相手になんて言い返そうかを考えたりします。その思考を「空白」で止めます。

その2 反応を遅らせる

怒りのタネを感じた瞬間一呼吸する、これだけで遅らせることができますが、最近では怒りのピークは6秒でおさまるという報告があることから、心の中で7秒数えるという方法もおすすめです。

その3 マントラを唱える

マントラとは「呪文」という意味ですが、何も「エロイムエッサイム」などと唱えるのではなく、自分を落ち着かせる言葉を自分に投げかけると考えておいたらいいでしょう。

例えば「怒っても損するだけ」とか「怒るってことはズボシなんだろうな」とか


けれど、とても重要なことは

怒りを我慢するのではなく、感情のままに行動しないということ!


怒りの感情を「自分さえ我慢すればいい」とおさえる人は多いけど

僕はその怒っている自分の気持ちを大事にしてほしいと思う。

その気持ちに蓋をしたら、きっとあなたは本当のあなたを心の奥底に閉じ込めることで、きっと苦しい思いをするから。

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