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歩くあるく:みちのく潮風トレイル日記

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みちのく潮風トレイル1000kmに、北上ルートで挑戦中。
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#貞山堀

歩くあるく:みちのく潮風トレイル日記・ 第10日(2021年9月8日、鎮魂野蒜海岸。宮戸あおみな——陸前小野駅接点154km)

歩くあるく:みちのく潮風トレイル日記・ 第10日(2021年9月8日、鎮魂野蒜海岸。宮戸あおみな——陸前小野駅接点154km)

 10日目の9月8日は朝からあいにくの小雨模様。正午過ぎから本降りとなってきたので、予定を変更し、仙石線陸前小野駅から仙台に戻った。

 震災前に何度か訪れたことのある野蒜海岸付近が痛々しかった。写真は、松ヶ島橋の南西側の蕎麦畑。花がちょうど満開だ。

【本日歩いた距離】——宮戸のあおみなから野蒜駅を経て、鳴瀬大橋を渡り、陸前小野駅接点へ。コース上では、8.50km。万歩計上では、陸前小野駅から自

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歩くあるく:みちのく潮風トレイル日記・ 第8日(2021年8月20日、おくのほそ道と潮風トレイルの接点、多賀城・塩釜。名取トレイルセンターー本塩釜駅126.05km)

歩くあるく:みちのく潮風トレイル日記・ 第8日(2021年8月20日、おくのほそ道と潮風トレイルの接点、多賀城・塩釜。名取トレイルセンターー本塩釜駅126.05km)

 名取トレイルセンターから本塩釜駅までの29.43kmは、いろいろな意味で興味深い。とくに、「おくのほそ道」との接点を具体的に辿れるのはこのコースの多賀城と塩釜だけだ。確証はないが、壺の碑から金華山道という旧道を通って、塩釜に至ったのではないだろうか。芭蕉の本文では、壺の碑、沖の石、末の松山、塩釜という記述の順序だが、『曽良旅日記』では、いったん塩釜に着いたのちに、末の松山、沖の石(冒頭の写真)な

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