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三春歳時記 5月14日

三春町にある歴史民俗資料館で今月26日まで開催中の春季企画展
『三春歳時記』~武家の年中行事とまつり~へ。
ご近所友人KUU先生とやっちゃんと3人で観に行ってきた。
私たち3人で観ただけでも楽しめたのだが、途中で資料館職員の
日向先生が(元学校の先生をされていらしたので、つい先生と呼んでしまいます)解説をして下さった途端、展示内容が彩度を増し、身近な物事としてグンと距離が縮まったように感じられた。
特に武家の年中行事の記録。いわば日記のようなものを展示するだけではなく、館長がわかりやすく現代語に書き起こして下さったものも一緒に展示。そこには各月の季節に添った行事と食べものが記載され、その当時の様子に思いを馳せることができる。
5月(皐月・午)は端午の節句のことが書かれていた。
「朝は飯、汁、香物で、昼は飯、汁、香物に、山芋・筍・蕨・蕗・ウドの煮物と鰯の焼物で~」
武家ということもあるが、美味しそうな季節の祝膳。現代よりも山や海の幸はさぞかしたくましい味わいだったのではないかと想像する。
そんな季節の行事のお膳を再現した企画なんかがあったら楽しいだろうな。

学生の頃はてんで歴史が苦手だったけれど、自分が暮らす町で今も受け継がれているお祭りや年中行事について知ることで、不思議と苦手意識などどこかへ消えてしまった。面白かった~。
鐘撞堂で時を知らせる鐘が鳴る大らかな一日はどんなだったろう?
ポスターやフライヤーにもなっている、厳島神社奉納祭礼絵馬の見事なこと。(厳島神社は11/3のようです)まずは7月に開催する田村大元神社の長獅子と三匹獅子を観に行くことを今年も楽しみにしている。

5月14日 晴れ
歴民の展示を観に行ったあとは、郡山まで足をのばし、母娘のお二人で営業されているお店でランチ。定食の副菜まで美味しい。水菜のお浸しにカラシが和えてあったのも良かったなぁ。その後三春に戻って休日のin-kyoでひと仕事。夜はヨガ。と町内だけでも充実の一日。