ただただ見苦しい宇崎ちゃん献血ポスターバッシングについて
この件、ツイフェミによる宇崎ちゃん献血ポスターバッシングに対して日赤が毅然とした態度で回答を表明したことで話は終わったはずでした。ところがそのまま沈静化するのかと思いきや、私がしばらく目を離していた間に、あいトリ検証委でもある岩渕潤子氏が巨乳はバカに見えるからという理由で乳房縮小手術を暗に勧めたり、巨乳を社会的に奇形と定義し、萌え絵を奇形差別で規制しようとするなど、特定の女性やオタクに対する強烈な差別意識を露呈する状況に陥っていました。この愚かなフェミニストやたちの利己的で浅ましい自己正当化や承認欲求によって引き起こされる地獄の様な二次加害と比べると、宇崎ちゃん性的ポスター自体が世の女性に与えた影響なんて、大海原に小石が投げ入れられる程度の些細なものだったと言えるでしょう。
すでに論は出尽くした感もあり、今さら私が語ることも無いとは思うのですが、萌え絵バッシングを行っている方々の「お気持ち」に配慮し過ぎることが、いかに有害で非建設的な行為なのか。そもそもこの「お気持ち」自体、相手をマウントするためのポーズに過ぎないのではないか。そのあたりについて久々に備忘録的に雑感をまとめてみます。
■ソフトテロのターゲットになった献血ポスター
火種となったのはこのツイート。米国人男性のジェイ・アレン氏が日本赤十字社による「宇崎ちゃんは遊びたい!」のキャンペーンポスターはover-sexualizedだと主張しています。要はTPOをわきまえろということでしょうけど、TPOに抗う運動であるはずのKuTooタグが入っている矛盾が香ばしいですね。
そしてそのツイートを太田啓子弁護士が引用し「環境型セクハラしてるようなもの」とツイートしました。この"環境型セクハラ"という言葉を巡って炎上したのが今回の騒動の大まかな流れです。「騒動の発端はジェイ・アレン氏のツイートなのに太田啓子弁護士のみが集中砲火されることこそ女性蔑視的だ!」という声もありますが、「環境型セクハラしているようなもの」と最初に指摘したのは太田啓子弁護士であるため、やはりこの件で批判されるべきは、弁護士という立場から日赤に対するソフトテロを暗に扇動した太田啓子弁護士の方でしょう。
■「環境型セクハラ」という虚偽の風説
Twitter上でも散々指摘されている通り、宇崎ちゃん献血ポスターは環境型セクハラではありません。そもそもセクハラとは職場などの労働関係において事業者側が負うものであり、公共空間においては原理的に発生しないからです。百歩譲って以前に起きた「会田誠講座セクハラ訴訟問題」は、大学の教室内における講師と生徒という構造から環境型セクハラになり得るのかも知れませんが、宇崎ちゃんポスターとその対象者には何の権力構造も存在しません。献血ルームのスタッフが「業務に支障をきたすレベル」と日本赤十字社に訴え出るのならともかく、献血ルームに訪れたことがあるのかどうかすら怪しい太田啓子弁護士自身とは全く関係の無いものです。強いて宇崎ちゃんポスターを法的に問うなら刑法175条において猥褻な図画認定をするしか無いわけですが(TPO?バカじゃないの?)、過去の判例を見ても到底猥褻物にはなり得ない代物でしょう。
そしてそのことは太田啓子弁護士も自覚的です。自分の発言が嫌悪感の表明に過ぎず、法的拘束力が無いのはもちろんのこと、現状では倫理的にも問題ないことくらい彼女自身は理解しているはずです。理解していながら敢えてセクハラなどとこじつけることで「宇崎ちゃんは倫理的にアウト」という新たな既成事実を創出しようとしているのでしょう。相手が折れなくても騒ぎが起これば各企業は今後萎縮せざるを得ない状況に陥りますから、それが狙いではないかと。彼女は「私は表現を批判しているだけであり、表現を弾圧出来るような権力はない」「表現の自由は批判されない権利ではない」などと、いつものレトリックで自己弁護していますが、弁護士という立場から「環境型セクハラ」という虚偽の風説を流布している時点で、批判というよりも攻撃でしょう。言わば偽計業務妨害のようなものであり、その後の連ツイで「お問い合わせ に意見を送りました」とツイートを行い、暗にクレームを促すあたりも非常に悪質です。しかも今回が初めてではありませんからね。私の知る限りでも『幸色のワンルーム』や、ノーベル賞のNHK解説に「キズナアイ」を採用した件などでも、今回とほぼ同じ手法でファンネルを飛ばして、数々の企業に多大な迷惑を掛けてきましたから。
■お気持ちクレーマーこそ公共の福祉に反している
とは言え彼女の言う通り、個人の感想に過ぎないレベルのものでも表明すること自体は自由です。「環境型セクハラ"のようなもの"」と、「意図的」にあいまいな表現に抑えていますし、せいぜい偽計業務妨害"のようなもの"止まりであるため彼女を法的に問うことは難しいでしょう。ただ、この「意図的」であるところが計算高くて実にクズいなと思うのです。そこで私は下記のようにツイートしました。
つまり、DMで個人的な不快感を表明する行為もカジュアルに警察や救急車を呼ぶ行為も(程度問題はあれど)、日本国民として正当な権利の行使ではあるが、緊急性の無い私利私欲のために限りあるリソースが割かれてしまうのは他者の利益の損失の方が大きくなるため、公共の福祉に反するのではないか?という意味です。有り体に言えば「つまらんことで人様に迷惑をかけるな!」です。このツイート、伝わる人には伝わったと思うのですが、通じない人も何名かいた様で「太田啓子弁護士が何を言おうが適法」「DMを送ったところで実害はない」というリプも頂きました。
この感覚が私にはわからない。適法行為だろうとクズはクズだし、逆に不法行為でも心を打たれることはザラにあります。そういう個人に対する価値判断は法や権利で決まるものではないでしょう。それに、たかがDMとは言え、クレームの場合は現場にかなりの時間的拘束や精神的負担を掛けているんですよ?まして著名な弁護士から送られたとなるとそれなりの対応を迫られるわけで、現に日赤はあちこちのマスコミから取材攻撃を受けたり、電凸攻撃まで派生している。太田弁護士は過去に何度も同じことを繰り返してきたわけですからご自身の影響力については自覚しているはずで、気に入らない表現を焼くために妨害目的でツイートしたのは明らかです。つい1ヶ月ほど前に『表現の不自由展』を支持しておきながら、萌え絵に対しては、あいトリへの電凸攻撃を扇動した河村市長と同じことを行っているわけですから、言動に一貫性が無さすぎて何も信用出来ません。一体どういう思考回路をしているのでしょうか。
■より顕著になる敵性表現排斥運動
それとも何か。『表現の不自由展』を支持した理由はあくまで政治家たちが文化芸術基本法に反する行動を取っていたからであって、あの展示物自体はどうでもいいということなのでしょうか。『表現の不自由展』が慰安婦像等ではなくエログロ作品や萌え絵が展示されていたとしても同じ様に支持したということなのでしょうか。しかし『表現の不自由展』が電凸攻撃などで中止に追い込まれたのも、あいトリへの補助金全額不交付が後出しの結果論で決定したのも、政治家の劣化というよりも"表現の自由"や"多様性"の意義が日本国民の意識に深く根差されていない結果でしょう。天皇主義者が『表現の不自由展』にブチギレるのはまだ理解出来るとしても、太田啓子弁護士を含むリベラル左派や、あいトリ検証委の岩渕潤子氏でもこの体たらくですから。日本における"表現の自由"の後退は起こるべくして起こったものです。「美術館というクローズドな領域と献血ルームというパブリックな領域を同列に扱うのはおかしい」というツイートも見かけましたが、『会田誠展:天才でごめんなさい』は、美術館内で、更にその中でも18禁の部屋まで用意して展示されたにも関わらずフェミニスト団体から抗議が来ていましたから。ゾーニング派の言うことは一切信用できません。
何度でも言いますが、個人的な不快感で作品を取り下げることを目的とした電凸攻撃やDM攻撃は「批判」などではなく表現を焼くための暴力的な排斥行為であり「表現の自由」の意義がインストールされていないから行える行為です。「TPOをわきまえろ」「ゾーニングしろ」などという押し付けがましい戯言があたかも法的拘束力があるかのように扱われているのもその象徴で、結局は敵性表現との共生に耐えられる人なんて少数派なのだろうなと痛感しています。
過去のnoteでも散々述べてきた様に個人の不快感に公共性はありません。どんなに気に入らない表現であっても個人にそれを排斥する権利はありません。理由は少し考えれば分かることです。公共圏において個人の不快感に配慮しだすと誰も何も表現出来なくなるからです。お偉い学者先生たちは性的表現を規制するために様々な観点から意見を述べられていますが、そのいずれもこれといったエビデンスは存在せず「私が不快と感じたからダメ」の域を出ていないのは凄いですね。『ゲーム脳の恐怖』の森昭雄氏は、結論ありきのデタラメながらも一応解析は行っていたのですが、それすら無い。「だよねー。ひどいよねー。私もそう思うー。」で終止する閉じたコミュニティでダラダラと愚痴を垂れ流しているだけ。おそらく彼らも地に足ついた研究を行っていないことに自覚的だからこそ論敵に対しても「勉強しろ」と述べるだけで、具体的な参考文献などは明らかにしないのでしょう。(たまに文献を紹介するたびにバチクソに叩かれているようですが。)
■クレーマーの顔色を窺うだけリソースの無駄
ただ、個人的には、宇崎ちゃんのポスターが本当に不快で精神が蝕まれるレベルなのだとすれば、それはそれで個別に対処する必要はあると思います。しかし、今回の件でギャーギャー騒いでいるツイフェミたちの大半は、実際のところ大して不快でもなく、女性蔑視的だとも感じておらず、「みんな(仲間)が叩いているから」という動機だけでバッシングしていると推察致します。というのも、この程度の萌え絵なんて公共圏に溢れているのに、宇崎ちゃん献血ポスターだけが槍玉に上がるのは、たまたまジェイ・アレン氏と太田啓子弁護士が取り上げてトレンドになっているからという理由でしか無いからです。この宇崎ちゃん献血ポスターにしてもキャンペーンが始まってから2週間の間、誰も突っ込んでいませんでしたから。出不精な私でも献血ルームに貼られていることを知っていたのに。
つまり炎上を予測することはフェミニストでも不可能であり、一部ツイフェミは映画『マッド・マックスFR』の例を持ち出して「企業もフェミニストのアドバイザーを雇うべきだ」などと主張していましたが無駄です。ツイフェミの統一見解なんて存在しないのですから、せいぜいそのアドバイザーからの批判を避けることが出来るのが関の山であり、極端な話、女性を描いただけで炎上する可能性はあります。まあ炎上しやすい傾向などはあるのでしょうけど、それを避けていたら人目を引く広告なんて作れませんから。
ここで今回問題になった絵をもう一度よーく御覧ください。冷静になってみると実にバカバカしい騒動だと思いませんか?描かれているのはただの女子大生ですよ?全年齢向けコミック3巻の表紙と同じ絵ですよ?この絵で誰が傷ついたんですか?誰が差別されたんですか?これが炎上するなんて誰が予測出来ましたか?全て結果論でこじつけているだけじゃないですか。人の好みはそれぞれあるでしょうけど、ポスターに追記された吹き出しのセリフを見ても主体性のないモノとして女性が描かれているわけではありませんし、むしろ気の強い自立した女性像ですよね?これをNG表現のベンチマークとしてしまうと広告に女性を起用することすら困難になります。全ての表象は多かれ少なかれ性的なのですから。
だいたい同じく献血キャンペーンのイメージキャラクターになっている乃木坂46だって十分に性的でしょうが。
フェミ的観点で見ればむしろ乃木坂46などのアイドルグループの方がリアルに性的搾取されている少女たちであり(実際に被害にあった少女は何人もいる)、世に与える影響力の強さを見てもこちらの方がジェンダー・ステレオタイプを強化していると考えられるのですが、アイドルグループの起用が批判されずに非実在キャラである宇崎ちゃんのポスターが叩かれることの方が「麻痺」しているし、実在する女性の尊厳なんてハナからどうでもいいのだろうなと。つまるところ叩きやすいところを叩いているだけで本来の筋すら通していないとしか思えないんですよね。
ここまでデタラメだともう、各企業は広報活動において、無難な内容に逃げて不利益の方が大きくなるくらいなら最初から炎上なんて気にせず堂々と広告を作った方が良いのではないでしょうか(あからさまな炎上マーケティングは別として)。
■炎上とはSNSの繁栄を維持するための定期イベントである
何故ならSNS上の炎上の実態なんてくだらない"いいね争奪戦"に過ぎず、大半のアカウントはトレンドネタに便乗して私利私欲のためにフォロワー稼ぎをしているだけなんですよ。こういう人たちにとって炎上ネタなんて何だって良いのです。社会正義はおろか本人の「お気持ち」すらリンクしていない。そのわかり易い例がこちら。
Twitter上でも散々突っ込まれているのび氏のダブルスタンダードっぷりですが、ここまで綺麗に発言が矛盾しているとむしろ清々しいですね。ウケの良さそうなポジショントークを行っているだけで、言葉の質量は限りなくゼロに近い。これを見るとワンピースなどが今まで燃えなかったのはただの偶然であり、逆に今まで炎上した表象は愉快犯の「みんな褒めて褒めてー」という浅ましい承認欲求のために放火されてきただけということがよくわかります。こういう人たちにマトモな公共心があるとは思えないのですが、それでもフォロワーは6,000人以上稼げてしまうんですよね。好意的な見方をすれば、彼女もまたSNS依存症の犠牲者であり、フォロワーが減ってしまう恐怖に耐えられずポジショントークを続けざるを得ない悪循環に陥っているのかも知れませんが、このクラスになると娯楽ではなくホメオスタシス維持のためにツイートしているだけなのかも知れません。
炎上メイカーの太田弁護士もご多分に漏れず言動に一貫性はありません。『表現の不自由展』を支持していた件にしてもそうですが、彼女自身が女性性を売りにしたポスターを過去に作成していたようです。
こうやって関連のツイートを並べてみると面白いですね。1. 女性の身体を「客体」として描く表現を 2. 一般向け活動において 3. 男性集客のために利用していたのは太田啓子弁護士自身だったというオチ。もちろん私はこの太田啓子弁護士のポスターの批判なんて行う気はありませんよ。身体が「客体」として描かれるのは女性に限った話ではありませんし(そもそも今回の宇崎ちゃんが「客体」として描かれているとは言い難い)、それで集客することに何ら問題があるとも思えませんから。ただ、この太田啓子弁護士のポスターを認めるのなら宇崎ちゃんの献血ポスターも認めないと筋は通りませんよね。むしろ献血は若くて健康な成人男性がメインターゲットなので巨乳の女の子の萌え絵を採用することにある程度の必然性はありますが、特定秘密保護法に反対するポスターに女性性を強調した女性弁護士の写真を採用する必然性があるとは思えません。「特定秘密保護法に賛成しているのは頭の固いおじさんばかり」という決めつけや差別心が透けて見えるようです。
とまあ、イチャモンなんてこうやって後からいくらでも付けることは出来るんですよ。でも良いんじゃないですか?プロのカメラマンに綺麗に撮影してもらえて楽しそうじゃないですか。それなら日赤が遊び心を持ってオタク相手に楽しく集客することも認めないといけませんよね。あなた方に足りないのはそういう多様性と寛容の精神なのですよ。
■企業はSNS上のお遊びに付き合う必要なし
この騒動、10月中には収まるかと思っていたのですが、少し見通しが甘かったようです。長期にわたってこじれている理由は、岩渕潤子氏が強烈な燃料を投下したということもあるでしょうが、町山智浩氏や野党議員など、リベラルからも献血ポスターを養護する声がいくつも出ているからなのかなと。「今までさんざんツイフェミ側と一緒になって萌え絵を叩いてきたくせに、今さら何を言うのか!」という反発があるのも理解出来るのですが、個人的にはいい傾向だと思っていて、MeTooムーブメント以降こういう声がリベラルから上がることはあまり無かったですからね。正しい主張は歓迎したいし、心強いなとも思っています。だからこそ梯子を外されたツイフェミたちの引っ込みがつかなくなっているのかなと。というよりも、今まさにあいトリの件で国と揉めている最中だと言うのに、萌え絵を焼こうとする太田弁護士や岩渕潤子氏が無神経過ぎるんですよね。まあ、このままどんどん醜態を晒し続けて頂ければ宜しいかと思います。
そして日赤の対応も効果的でした。
担当者は「今回のキャンペーンはあくまでも献血にご協力いただける方へのノベルティとし実施したもので、セクシャルハラスメントという認識は持っておりません」と回答した。「献血の推進においては、これまでも多くのアニメ作品からご支援をいただき、好評と実績を得てきたことから実施しているものです」としつつも、「今回のようなご指摘については、真摯に受け止め、今後の参考とさせていただきます」と見解を示した。
(J-CASTニュースより引用)
上から目線で申し訳ないのですが、ほぼ100点の対応ですよね。こういう謂れなきクレームには毅然とした態度を取ることが重要です。それこそが公共的な振る舞いだからです。強いて宇崎ちゃんポスターの問題点を挙げるとすれば宇崎ちゃんが挑発的な態度を取っている点くらいで、絵柄というよりも文脈的な部分ですね。そのあたりを今後軌道修正すれば良いのではないでしょうか。上記でも述べたように、ツイフェミが馬鹿の一つ覚えのように持ち出しているSexual objectificationの概念は宇崎ちゃん献血ポスターとは全く当てはまらない代物だし、キャラクターの体型や服装の絵柄云々もどうでもいい私見に過ぎないので参考にする必要はありません。
今年の9月頃に水着グラビアが炎上した週間少年マガジンに至っては、講談社側はほぼ無視の対応でしたが、約1ヶ月後、表紙一面に水着グラビアを掲載してもツイフェミたちは無反応でしたからね。本気で未成年の水着グラビアが国際常識的に問題だとか考えているのなら動きべきでしょうよ。でも動かない。所詮はその程度の話なのでしょう。旬のネタ以外には食いつきもしない。何故なら「いいね(点数)」が稼げないから。
ね?ただでさえ忙しいのにこんな暇人共のゲームに付き合ってられないでしょう?彼らと同じ土俵に立つ必要すら無い。炎上を恐れたり、原因を分析するのも時間の無駄です。電凸などの物理攻撃は企業としては避けようがなく、耐え難い思いをされているのかも知れませんが、ほとぼりはいずれ冷めるので粛々と対応してください。度が過ぎたものは通報してください。公共圏における「表現の自由」を守るためには、まずは企業が率先してノイジーマイノリティに過剰な忖度を行わない姿勢が求められます。でなければ際限なく表現の萎縮を迫られて、みんなの利益のための公共圏が、結果的に誰も利することの無い空間に陥ってしまうからです。公益性の高い企業や団体こそ、公共の福祉に反するクレーマーたちに屈しないように心がけましょう。
と、いつもの結論に至ったところで話を締めさせていただきます。
おわり
(2019.11.15加筆・修正済)
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