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感想をもらう、伝える

自分の演奏について感想や意見をいただけることは、とても励みになります。

必ずしも良い部分だけでなく、足りない部分や変えた方が良いと思う部分について話してもらえると糧になるのだけど、正直それは相手によるかなーというのが本音。純粋に自分のことを思ってくれてるのではなく、ただマウントを取りたいんだろうなという方に時間を取られ、とても困ったこともあるものですから。
逆に、自分がすごいと思う人や、尊敬している人からのアドバイスは本当に心に染みるように受け入れてしまいます。生きてきた中で何度かそういうことがありましたし、これからも経験できることを楽しみに思っています。

ということで、素直に受け入れられることもそうでないこともあるけれど、それでもやっぱり感想をもらえることは嬉しいのです。聴いてくれている人に自分のイメージがどう届いたかがわかるし、自分の演奏をこういう言葉で表現してくれるんだ、と感激してしまうこともありますね。

だから自分も演奏会やライブに行ったときには、できるだけ演奏を聴いた感想を相手に伝えたいと思っています。相手によっては、自分の思いを伝えるのに勇気がいる場合もありますが、その方にとっても、他人からの感想は参考になると思ってもらえるでしょうから。

それに、色々考えながら聴くことは、音楽を多面的にとらえる勉強にもなります。
単純に「この曲が好きだった!」「歌詞が良かった!」というのも感想として十分ですが、一応音楽をやっている身としては、音楽の作り方とか、ステージ上での振る舞いとか、音色、アレンジ、リズム、呼吸の合わせ方・・などなど、見るところ、学ぶところは他にもたくさんあります。
そういった視点から感想を伝えると、とても喜んでいただけることが多いです。そりゃそうだよね、その人達の演奏へのこだわりを言い当てているようなものですから。
音楽をやっていることと、子供の頃しっかり国語を勉強したことが自分の思いを伝えることに役立っている!な~んてね。

とはいえ、別にいつも難しくこんなことばかり考えてるわけではないし、蓋を開けてみると我を忘れて楽しんでしまっていることが多いです。やっぱり演奏している人が楽しそうにしてくれるのが1番ですね笑

ということで、皆さんも、言葉を届けられるツールがあるなら、できるだけ演奏者の方に感想を伝えてみてはいかがでしょうか?

では、また明日!

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