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FIELD OF VIEW Live Horizon Ver.5に行ってきた感想などまとめ(その5)

4回目までつらつらと書きましたが、総括的な意味合いで第5回目です。

今回のライブで僕がとても感じたのは、変わることのかっこよさと信頼感かなぁ。

よくヴォーカルの浅岡雄也さんが言われるのは、幾つになっても変わらないこと、変えないこと、お客さんが昔のFIELD OF VIEWに抱いているイメージを壊さないことと話されているので、変わることなんて書いたら演奏者の気持ちを尊重してないと思われるかもしれません。

でも僕が言いたいのはサウンド的な面ではなくて、メンバーに変化が見られることで音楽に深まりが生じることを強く感じた、ということ。

このバンドが現役で活動していた頃のメンバーは全員が30歳前後、今で言うとアラサーくらいの年齢でした。若いお兄さん達が夢を見てあきらめないで頑張ろうと歌う姿に勇気付けられた方も多いと思います。
そして約28年経ち、当時歌われていた未来が現実になった今、メンバーの皆さんがそれぞれの人生を謳歌している姿を見せてくれていること(表舞台に立つことのないメンバーの方も、浅岡さん小橋さんのSNS等で充実した様子が垣間見える)で、彼らの紡いだ言葉に偽りがないことを自ら証明してくれているのです。

夢見続けて今も 決めた道があるから
うまくゆかない事があっても
自分には負けたくない
まだ見えない出口は 何処にあるのだろうか?
また逢いたいね 今よりもっと素敵になって

輝くはずの僕らの未来 振り返らずに
叶えたい 夢を見て

FIELD OF VIEW「夢見続けて今も」より歌詞を抜粋

うまくゆかない事があってもあきらめず、それぞれの場所で歳を重ね、28年前から見た未来⇔叶えたい夢⇔今 を楽しみながら生きている。そして、二度と復活することがないと言われていたバンドがまさか再結成され、当時に劣らない素敵な音楽を奏でてくれている。

うん、歌詞のとおりじゃないですか!
音楽にひたすら向き合う姿勢は変わらず、でも、歌詞の中の「未来」が「現在」に変化したことで、このバンドが作ってきた音楽がただの理想や夢物語でなく、地に足のついたメッセージを持っていたことの裏付けがされました。芯がぶれることなく、活動を続けてきてくれたこと、曲の世界観をしっかりプレーヤーが体現してくれているのが音楽に深みを与えているなぁと強く感じたのでした。

僕たちファンも、それぞれが与えられた場所で精一杯頑張りながら今を生きています。これからもFIELD OF VIEWが作ってきたたくさんの物語を自分事に重ね合わせ、夢見続けていけたら素敵なことですね。

ということで、FIELD OF VIEW Live Horizon Ver.5に行ってきた感想などのまとめ、最終回はかなり強引な展開でしたが、なんとなく言いたいことが伝わったら嬉しいです。
今年の10月にはビルボード大阪、横浜でのライブも決定し、更に素晴らしい音楽に期待してしまいます。ここまで見てくださった方は、少なからずFIELD OF VIEWに関心を持たれたはずです。是非ライブに足を運んで一緒に盛り上がりましょう!
詳細やリリース情報などはこちら↓↓

では、また明日!



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