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話をまとめる裏ワザ的な

何かを決めるためにアイデアを出し合おうとするのだけど、どうにもうまくいかないことがあります。

単純に、それいい!という考えが浮かばないこともあるし、決めようとすることへの想いにメンバー間で温度差が生じているため、議論が平行線・・ということもあります。

細かいことは置いておいて、とにかく大枠としてどうするかを決めないと、いつまでたってもスタートラインに立てなくて、そのうちみんなイライラ・・刺々しい発言の応酬が繰り広げられるなんてことも。

そんな時に僕はどうしているかというと、自分の持っているカードをはじめから全て出さず、温存しておくというちょっとずるい?手を使います。

話し合いをする時って、自分の意見は大して無いのに、とにかく他の人の意見にダメ出しをしたい人がいて、それが話し合いを硬直化してしまうことが多いので、その回避のために、まずはわざと突っ込みどころの多い案を1つ2つ出して、たくさんダメ出しをしてもらいます。その中で、なぜダメなのか、どういう考えの元に良くないと思うのかを聞くことができれば、その人がどんな意見に対して寛容になるのか傾向が掴めます。相手の妥協しそうなラインを見極めるわけです。

意見を出すのは自分だけではないので、他の人の案も聞いた上で、じゃあこういう内容はどうですかと、温めていた本命の案を出す。その時には既に口うるさい人がダメ出ししてきそうな部分の予想がつくから、その辺りにも触れながら話す。ここでは少し穴のある論で展開することがポイント。いつもどおり口うるさく指摘してもらえればこちらのペース、しめたもの。「あー、さすが◯◯さんのおかげでいい物になりそうです」なんて言っておけば、相手はご満悦で、話がうまくまとまることが結構あるのです。

ちょっとずるいやり方かもしれないけれど、時間は限られているし、議論のための議論の時間ほど無益なものはないですからね。お互いにマイナスの発言をし合うのではなく、あえてこちらが隙を作ることで、相手の本心を引き出しやすい状態にする。そんなこともうまく話し合いを進める方法と言えるのではないでしょうか。さっさとやることを決めて、さっさと動き始めましょう!

では、また明日!

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