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お寿司屋さんでの失敗

寿司っていいよね
早いし旨いし。
ご飯に味がついてるから食べ過ぎると良くないけど
こってりラーメンを食べたりするよりかは大分マシ。だと思う。(ラーメンは、大分マシじゃなくて、「増し増し」だからね笑)

もう17~18年前になるかな、職場の先輩と東京に旅行に行ったときのこと。
意外と散財しなかった最終日、有名パティシエの名前を冠した回転寿司屋さんを発見。

パティシエの経営店だから、もしや、寿司の代わりにスイーツが回ってくるのかも!?一緒にいた先輩も僕もスイーツ好きなので、互いに期待に胸膨らませて入店。

全てが木目調のステキな内装。お客さんは他にいない。貸し切り!堪能するぞ!

と思ったのですが、あれ?何も回ってない!
「回さないんですか?」
聞いてみる。
『ああ、これ?はじめはまわしてたんだけど、お客さんが飽きちゃったみたいで。頼まれたものを握ってます』

え?回らないの?裕福な方の来店が多いので、回す必要がないんだってさ。

それじゃあ、スイーツは??
オーナーがパティシエさんというだけで、このお寿司屋さんでは甘いものは商品として扱ってもいないとのこと。

がっかりしたけど、美味しく寿司を食べて帰ればいいかな。えーっと、オーダーね。お品書きは、と。

ん?

んんん???

なんと、全ての商品が「時価」となっている。いかも、かにも、まぐろも、うにも。玉子にだって値段がついてない。
これはやっちまった。べらぼうに高い金額を請求されて、怖いお兄さんがやってきて、契約書を書かされるパターンや。

先輩に目配せして小声で相談。ここは正直に言おう。

「すみません。僕らこういうお店って知らずに入ってしまって、お金をあまり持ち合わせていないんです。このくらいの予算で食事できますか?」

わかりましたとカウンター内の板前さん。
どうやらぼったくりのお店ではなかったらしい。ほっ。それにしても、自分がどのくらい支払わないといけないかわからないって怖すぎる。ゴチバトルじゃないんだから笑

ということで、海鮮サラダとそれなりにお寿司を一人前ずついただいて、5000円ずつくらい払って帰ってきたんだっけ。
この店の場所が全く記憶になくて、2度と行けてないんですが、今なら時価のスリルを味わいつつ、寿司の味も堪能できるくらいの余裕はあるんだろうな。

今日は若い頃のお寿司屋でのちょっとした失敗談を書いてみました。
久し振りにお寿司が食べたいぞ。

では、また明日!

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