見出し画像

嗜好の変化

若い頃は刺激がほしいから、早いテンポでガンガン前に進んでいくような激しくノリの良い曲を多く聴いていました。
もちろん今もそういう曲は好きだけれど、ゆっくり落ち着いた曲も、歌詞の意味を感じながら聴くようになりました。若い頃には興味なく、地味と感じていた曲の良さを再発見したり。

クラシックもそうですね。例えばソナタなど、複数曲からなるものは、間の楽章がゆっくりで落ち着いた感じが多いのだけど、子どもの頃は当然のように聴き飛ばしていたものが、今はちゃんと聴くようになってきました。

(音楽の制作、特に歌詞を書く上で)
「若い頃は一瞬の感情を切り取るが
年を取ると長いスパンで考えられるようになる」

先日、日本を代表するアーティストさんが呟かれた言葉です。精神面で成熟してくると、時間の経過の中で感じる心の動きを表現できるようになってくるということ。さらっとした口調だったけど、言い得て妙、そのとおりだなあと思いました。

僕も息の長い演奏ができるよう、精神の成熟を目指していきたいと思います!

では、また明日!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?