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皮膚科の治療

3ヶ月に1度の皮膚科通院日。
記憶が正しければ今回で丸7年目になります。
そもそもは大学生の時に頭から白い物が落ちてくるようになり、若くしてフケ症になってしまったか?と思っていたのだけど、髪を切るときに頭皮が赤いと言われ、だましだまし暮らしていたものが、30代で仕事が忙しくなった時にストレスも相まって全身に広がり、着替えの度に剥がれ落ちた皮膚がボロボロと落ちるようになり・・帰宅しても家に入る前に必ず全身をほろうことが習慣となっていました。

病院に行くタイミングが作れず、あきらめていた時に高校の同窓会があり、大学病院の皮膚科に勤める同期に相談したところ、すぐにおいでと言われ、そのまま大学病院にお世話になることに。
原因がはっきりわからない難治性の乾癬だったのですが、ちょうど募集されていた治験の被験者になることで、新薬を射ってもらえることになりました。担当となった先生がとても親切な方で、頑張ろうと思える方向に導かれるよう励ましてくださいました。

治験ということで、3分の1の確率でプラセボ(いわゆるハズレで、薬の効果がない)という状況だったのですが、運良く残りの3分の2(当たり!)に入ることができ、投薬を始めて半年ほど経った頃から少しずつ全身の赤みが薄くなってきました。
目立った副作用もなく、煩わしいことを一切感じずに経過はかなり良好。治験の期間が終わった3年前からは、保険適用で同じ薬を続けていますが、お陰さまで最近お知り合いになった方からは気にされる様子もなく、気持ち良く毎日を過ごせています。

これもたまたま同窓会の幹事になったことで同期の皮膚科の専門医に出会えたこと、治療の上では自分に合った先生と薬に当たったこと、という自分の引きの強さに他ならないのですが、あらためて自分の人生、運が良いって嬉しいなと思っているのです。

では、また明日!

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