ドリームキラー・ドリームサポーター

サッカー選手になりたい!宇宙飛行士になりたい!

人はだれしも、幼いころから”夢”を叶えるために生きている。

自分の夢を語った時に、目の前には2種類の人間が現れる。

その夢を”応援してくれる人”と、”阻害してくる人”だ。

「頑張れ!」と応援してくれる人、「そんなの無理」と否定してくる人。
多くの人が経験してきたことだろう。

今回は、この2種類の人たちの特徴や対処法を自分なりに解説していきたいと思う。


用語解説

ドリームキラー:夢を邪魔する人(過去の経験に基づいていってくる人)
ドリームサポーター:夢を応援してくれる人(未来志向が強い人)

自分の夢を語った時に、「そんなの無理」と否定してくる人は前者、「絶対できる」と応援してくる人は後者にあたる。


それぞれの特徴

ドリームキラー:居心地が良い
ドリームサポーター:居心地が悪い

え?逆じゃないの?そう思われた人も多いだろう。
?を解消するために。それぞれ解説していこう。

特徴を解説する前に、コンフォートゾーンを理解していただきたい。

密接な関係にある”コンフォートゾーン”


コンフォートゾーン

コンフォートゾーンとは「自分にとっての快適な空間」という意味で、人には居心地のいい場所、空間、知識や能力のレベルがあり、人はこのゾーンから中々抜け出せない。しかし、夢を叶えるには、この領域から抜け出す必要がある。


本題に戻ろう。

ドリームキラーの特徴は、心理的に相手を下げたつもりになりたい人、自分のコンフォートゾーンを侵害されたくない人たちである。

彼らは、高い志(夢)持っている人が近くにいると、それを自分のコンフォートゾーンに近い状態に戻そうとする。つまり、コンフォートゾーンを抜け出そうとする(夢を叶えるために動き出す)自分に対して、その基準を下げようとするため、居心地がよく感じてしまう。

ドリームキラーはその逆で、居心地が悪い。
コンフォートゾーンから引き上げるサポートをしてくるため、居心地が悪く感じてしまう。

しかし、この本質を理解していれば、かかわる人も変わり、夢に近づくことができる。


”善意”のドリームキラーと”自分自身”

ドリームキラーは、善意の場合があることにも関心を持つ必要がある。

例えば、「ユーチューバー」になりたいというゴールを設定し、親や先生に伝えたら、ほとんどの場合その夢は否定される。

ユーチューバーというお金を稼げるかどうかもわからない仕事に就くより、一般企業や、公務員になったほうが将来安定して生活することができる、という考えを持っている人が多いからである。

以上のように、相手のことを思ってドリームキラーになってしまう場合もあり、自分にとって強いドリームキラーとなってしまう。

そして、誰よりも最強のドリームキラーになるのは、”自分自身”だ。

そもそも人はコンフォートゾーンにいたいという心理が働くことが大前提。
それを自分だけで抜け出すという行為は、非常に困難なことだ。

夢を叶えるために、どれだけ自分と向き合い、自分に勝つことができるか。
自分の意志でコンフォートゾーンにから抜け出す選択ができるか。

人の夢を叶えるうえでの永遠の課題になると思う。


最後に

ドリームキラーに勝つには、身を置く環境・かかわる人にどれだけこだわることができるか、ここに尽きると思う。

夢を叶えるために努力する。よく聞く言葉だが、
それ以前に、自分の身を置く環境や周りの人を整理する必要がある。

今までかかわっていた人たちを、変える覚悟。
居心地の良い環境から、離れる覚悟。

ここにどれだけこだわることができるか。

ドリームキラー・サポーターという思考が、皆さんのゴール達成の手助けになれば良いなと思っています。

ではまた!




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