10年目の学び直し
今年度で社会人・理学療法士として10年目を迎えました。
10年目を迎えても学びは続いています。日々の臨床で疑問や発見があれば文献や参考書を開いて確認してみる。知らないことや分からないことは尽きません。忘れてしまっていることも数多くあり焦りもあります。
現在は、機能解剖学を学んでいるところです。解剖・運動学も同時に学び直しです。症状を改善しようとすると、基本的なことから、より深く理解していく必要を感じています。これまで曖昧に済ませていたところを、もう一度、学び直して症例と向き合っています。
症例や疾患に合わせて調べていくと疑問はつきませんし、臨床で問題を解決できるかは試行錯誤が続きます。本当に一人として同じ人はいないです。類似した症例でも全く異なるアプローチが必要になることもあります。
こういった学びを続けられるのも、患者さんに良くなってもらいたい一心です。
10年目ですが、新人や若手の頃よりも学びの大切さを感じます。無我夢中で学んでいた頃よりも実践の中で結果に直結するような学びを求めているように思います。誰かから教えてもらうよりも、自分で考えて仮説・検証を繰り返しています。
自分で学ぶことは遠回りにも思えますが、以前に比べると学びの量は増えているように思います。学んで満足するよりも、学ぶことでより多くの疑問が湧いてくる状態です。これからも果てしない作業ですが患者さんが改善するように結果にこだわりながら研鑽したいと思います。
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