急性低音障害型感音難聴
に先日なってしまいました。
※現在は完治し以前と同様に聴こえます。
都内で平日仕事しながらDJをしてる has(ハス) と申します。
音楽が好きで都内の大箱〜小箱などでDJやイベント制作をしております。
聞き慣れない難聴になったので忘備録もかねてまとめておきます。
※あくまでも僕個人としての症状や感じ方を主観で書いています。
耳や体調に違和感を感じたらすぐ病院に行きましょう
突発性難聴と同じように急におこる感音難聴で、低音だけに障害がおこります。実は、難聴とはいっても、「蝸牛型メニエール」とも呼ばれ、めまいを伴わないメニエール病といえます。内耳には内、外の二つのリンパ液があるのですが、低音障害型感音難聴は、蝸牛に内リンパ液がふえすぎておこると考えられています。メニエール病は平衡感覚と関係する前庭でもリンパ液がふえ、めまいをおこしますが、低音障害型感音難聴では蝸牛だけでふえ、めまい症状はありません。
メニエール病と同じく、20~40代の比較的若い女性が多く発症します。突発性難聴のように急激に聞こえが悪くなる場合もありますが、なんとなく耳が詰まった感じがする、軽度の低音の耳鳴りがするなど、症状が軽く、聴力検査で気づくケースも多いようです。
急性の難聴なので、突発性難聴と間違われることもありますが、突発性難聴が一度しか発症しない(ただし、聴力が戻らないケースはある)のに対し、低音障害型感音難聴は、メニエール病と同様に何度も発作をくり返します。
幸い突発性難聴よりも聴力は元に戻りやすいので、発作の時期だけ治療を受けるなど、病気と上手につき合っていけばよいのです。
メニエール病と同じく、疲れやストレス、睡眠不足などが発症の引き金になるので、発症を抑えるには、規則正しい生活、十分な睡眠、ストレス解消を心がけることが大切です。
急性低音障害型感音難聴への経緯
ストレスと疲労から来る難聴ということで、前後の心当たりがいくつかあった。
・本業の部署移動があり、心のストレス
・大阪と神戸、東京のDJ遠征と都内の4現場の疲労
・イベント出演と長距離移動での睡眠不足
・長時間のイベントでの耳へのストレス
急性低音障害型感音難聴の症状自覚
4現場の翌日は仕事だったのですが、耳鳴りと聴こえ方がいつもと違うな〜と思ってその日は仕事終わりで早めに就寝。
大体は寝れば2日続けて聴こえないってのはなかったです。
翌日、朝起きてまだフィルターがかかって聴こえにくく、テレビの聴こえ方が変だったので病院へ。
検査した結果、綺麗にオージオグラムの100Hz〜500Hzが聴力がガクっと落ちており急性低音障害型感音難聴という診断を受けました。周りの音楽やってる方々がなってた突発性難聴ではなくて安心はしました。
治療方法
入院するほど重くないので投薬による治療です。
浸透圧利尿剤:内リンパ水腫の軽減に効果があります。
ビタミンB12製剤:。内耳の代謝を助けます。
ATP製剤:内耳のエネルギー源となります。
ステロイドホルモン:内耳の炎症を取り除いたり、過剰な免疫反応を抑えたりします。
お茶やソフトドリンクではなく、「水」を1.5リットル以上飲む(利尿剤の影響でトイレのペースがすごい)
ステロイドホルモンの薬を1回4錠→2錠→1錠と数日毎に減らしていきました。薬の量と共に徐々に耳も回復しました。
治療中ですが、通常通り仕事はしておりました。ただ男性の低い小さな声が本当に聞こえなく会議で大きな声で話してもらうなどは事前に話すことで問題なく仕事できました。
またDJの仕事も治療期間中に何個かありました。elemogという月イチのレギュラーがあったのですが、睡眠不足も耳に悪いとのことでメンバーにお願いしてお休みをいただきました。(elemogメンバーありがとうございます!)
他はデイイベだったのでイヤープロテクター(高級な耳栓)をちょっとキツいなって時は装着してイベントに出演しました。
約10日ほどで元どおり聴こえるようになり、いただいた薬は念のため最後まで飲んでおります。(執筆時は残り1日分)
最後に
誰でも発症する可能性がある病気です。心身の疲れが見えたらゆっくり休むことが大事です。
壊れてからでは遅い。自分のことってわかってるようでわかってないのでちょっと聴こえが悪いなって時はすぐに病院へ通院することをオススメします。
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