見出し画像

ビックラン参加してみてのお気持ち表明

スプラトゥーン3のサーモンラン版フェスイベント“ビックラン”が開催されて3回が経ちました。
イベント期間中のみの限定MAPやクマブキ入りのオールランダム編成というお祭り的な雰囲気、納品ハイスコアに応じてオキモノ配布という全アルバイターがワクワクする大イベントとなってます。

一方で、「上位5%ボーダーが高すぎる」「結局特殊WAVE引くだけの運ゲーやん」のような不満点もちらほら見るなと。
サーモンランが大好きでずっとプレイしている身として、何個か感じる部分があったので文字に起こしてみました。

イカ研から見る、ビックランというイベントに求める役割考察

結論から言うと、ビックランは冒頭にも書いた通り「サーモンラン版のフェス」という立ち位置で公式が開催しているんじゃないかなと思っています。
通常のレギュマやガチマとは違って、2日間のみの期間限定イベントで
「みんなで特別感を感じながらわいわい盛り上がろう!いつもプレイしない人もこの機会にやってみてね」
という立ち位置だと思っています。
となると、一番拾いたい層としてはライト層なんじゃないかなと。

1つのゲームにガッツリのめりこむ人もいますが(僕はそのタイプです)、ゲーム以外にも趣味が合ったり、別のゲームと一緒に遊んだりする人の方が置いはずです。
中には、家庭や仕事の都合でなかなかプレイ時間が取れない人もいるでしょうし、人と一緒に遊ぶことを大事にしていて、ゲームそのものにはあまり熱中しない人もいるかもしれません。

そんな人でも、ちょっとやってみようかなと思わせるようなイベントがフェスやビックランなんじゃないかなと考えています。

では、バイトチームコンテスト(通称バチコン)はどうでしょうか?
これも、期間限定のイベントにはなってますがどちらかと言うと「ガチ層」向けのイベントではないかなと思っています。
ビックランと違ってランダム要素がほぼなく、周回または情報収集による攻略考察、そして考察により立てた戦略を実現できるかどうかが大きそうです。
もちろん、ライト層が楽しめないイベントになっているわけではなくて、友達と一緒に考えて楽しむこともできるはずです。あくまでも「どの層に対して満足してもらいたいか」という視点です。

ビックラン版マテガイ放水路は簡単だったか?難しかったか?

3回目ビックランはマテガイ放水路でした。
対人戦では縦長で裏取りルートも少なく長射程が有利なクソステと言われていますが、ビックラン用に設計されたステージは「処理が上手い人とそうでない人」で意見が分かれるステージだなと感じました。
湧きが3方向で正面からシャケが湧き続ける一方で、後ろからシャケが来ないため索敵がいらず、ある程度退避できる壁もあるため処理しづければいい満潮
コンテナが一番近くマップ構造もほどよい内容で、処理と納品をバランスよくできてタマヒロイ活用もしやすい通常
実質4方向からシャケが湧き出てタワーへのアクセスも悪く、タマヒロイの活用も難しいクソステ干潮
という印象でした。干潮はカス

これまでのステと比べると
スメーシー(第1回目)
満潮→ほぼ反対方向から湧き出る満潮(処理が難しく背中から攻撃されるため逃げ場がない)
通常→索敵がいらず段差もあるため一番簡単、タマヒロイ次第
干潮→広くてイクラが遠い、個人的に捨てゲー

アマビ(第2回目)
満潮→背後からシャケが湧かず湧きも近いため処理出来れば納品は楽
通常→背後からシャケは湧かないがシャケの湧きが遠いため寄せと処理のバランスが難しい通常
干潮→コンテナは近いが複数方向からシャケが来るため立ち回りが問われる

1回目、2回目と比べると
正面から湧き続けて背後から来ない構造が2種類あるので、処理しきれてしまえば楽なステージでした。
逆に言えば、処理に時間をかければかけるほど正面からシャケが湧き続けて、海岸から寄ってこない害悪オオモノが残り続けるという危険性もあります。

処理が得意な人がハイスコアを伸ばしやすいステだった

上記を踏まえた上で、1プレイヤーとして感じるのは
「ガッツリサーモンランをしていて日々上手くなろうとしている人(ガチ層)」「クリアないしハイスコアが狙えなくても楽しめる方(ライト層)」は、満足しているんじゃないかな?というのが僕の見解です。

ガチ層は、僕の中では「野良カンできる腕がある方」「普段から乱獲してる方」のような方を指します。
普段から高危険度帯をクリアしているような方は処理のスピードも早く、行ったことないステージでも大体どこを抑えた方がいいか理解できるので、おそらく今回のステージはやりやすかったのではないかなと。
一方で、処理に自信がない方は「やりにくかった」と言われていました。おそらく上手い人のスコアがいつもより高い一方で、それ以外の方はあまり伸びなかったのかなと考えています(おそらくこの差が原因で、予想していたボーダーラインに対してずれが生じている)

野良カンを経験していて思うのは、でんせつ600到達までは寄せと処理のバランスが大事で、サーモンランの基礎ができていてシフト内で時間をかけることができれば到達できて
それ以上(危険度MAX帯など)は、ブキの特性を理解していて、その武器に合った役割遂行と処理がいかに早いかが問われるなと思っています。高危険度帯は正直寄せたくなくてもオオモノは寄ってくるので、後はどれだけ処理にかかる時間をいかに短くするかだと思っています。
なので、普段から高危険度を体感している人ほど処理が早い→マテガイという限定ステでも盤面が安定する→空いた時間で納品ができたりタマヒロイを活用しているということになります。あと、高危険度帯の方がオオモノの湧きも多い=金イクラの数が多いという話もあります。

上位5%というボーダーラインに対してどう思うか?

ビックラン(マテガイver)のボーダーは
上位5%:150個
上位20%:124個
上位50%:94個
という結果に落ち着きました。前回と同じように少し上昇している感じです。
個人的に思うのは、ボーダーラインは妥当で、“ライト層”と“ガチ層”はおおむねこのイベントを楽しめていたんじゃないかなと思っています。
ライト層は普段から仲良く遊んでいる方とパーティーを組んで数回遊んで「楽しかったね!銀or銅ボーダー入ってたらいいねー」ぐらいに思ってそうです。自分のTLでもそういう雰囲気の方はけっこう見かけたような気がします。
このような層は「ボーダーラインを突破して報酬を得ること」よりも「仲いい人とわいわい遊ぶ」ことを目的にしているので、そもそもスコアが伸びないことがストレスになっていません。なので、自分たちに会った危険度で遊べたらそれで満足なのかもしれません。

ガチ層は自分の腕+普段から交流している面子でフルパを組めばハイスコアは到達できますし、野良カンしている間に上振れする湧きを引いて気づいたらボーダー超えてたという可能性も十分ありそうです(自分の知り合いもいました)
なんなら明らかにボーダー超えているのにハイスコア更新を狙って「昼WAVEのみで納品200到達!w」と喜んでいた人もいるみたいです。正気の沙汰じゃねえ(誉め言葉)

なので、不満が上がるとしたら
ある程度はクリアできるが、高危険度帯を安定してクリアできるほど上達していない“ミドル層”という話になります。自分の体感から言うと、ミドル層に入りそうなプレイヤーは「でんせつ600までは行けている(基礎はできている)が、オオモノ処理と状況把握にまだ上達できるポイントが眠っている」方が多いのではないかなと思っています。(自分の場合はそれで苦戦している時期が3か月ぐらいありました。)

個人的に「こうだったらいいなぁ」と思うビックラン形式

個人的に思うのはバチコンというガチ層向けイベントがあるのであれば、ビックランはもっとライト層に寄った内容にしつつガチ層も楽しめるイベンにしてほしかったなぁという思いがあります。
具体的には、全プレイヤーのハイスコア合計で報酬が変わる「クラファン方式」だったらよかったなぁという感じです。そこに加えて、バチコンのように順位に応じて公式から表彰があるとなおいいなぁと。

スプラトゥーンのプレイ人口も減っていて、サーモンラン独自の知識がいることもあり、ライト層も減ってきているのはある意味仕方のない事です。そんな中で、ガチ層の楽しみ方の一つである乱獲で上位層のスコアが上がると、上位ボーダーに入る人は変わらないのにボーダーラインが伸びるという結果に繋がります。上位プレイヤーが頑張れば頑張るほど上位5%に入る人が減るという悲しい結果になってしまいます。(自分の腕を上げて上位に入ればええやんと言う話はそれはそうです)

クラファン方式であれば、上位の人が頑張るほど合計スコアが伸びて、ライト層も自分たちなりに頑張ることで上位の人が恩恵を受けることができ、最終的に公式の表彰で称えられるという形式なら、全員が楽しめることができるんじゃないかなと。

より高いハイスコアを目指してバチバチ競い合うのは、バチコンで実現できたらいいなーと(バチコンなだけに)
ただ、バチコンとビックランはそもそも形式が違いすぎる(既存マップor限定マップ、ブキ固定orブキランダム)ので、今の形式で競い合うのもそれはそれでプレイヤーの腕が試せていいのかなという気持ちがあります。

あと、世界観から言うと「シャケが街に攻めてくるので街を防衛してみんなを守ろう!暮らしを守るやりがいある仕事」と銘打っているのに、高危険度でシャケをたくさんしばいたアルバイターよりも合間時間に納品してる危機感のないアルバイターが評価されるのはめちゃくちゃ納得いってないです(笑)
こちとら街を守るためにシャケしばいとるんぞ、一杯倒したアルバイターが評価されるべきやぞ、寄せやすいシャケだけ処理してタワーカタパテッキュウが残ったら街にマルミサハイプレソナー湧きまくるけどええんか???

その他、Twitterで見た改善案に対する個人的な見解

・上位〇%で報酬を変化させるのではなくて固定目標にしてほしい


→ビックランがサーモンランverフェスであることを考えると、長くプレイヤーに遊んでいてほしいという思いがありそうなので、固定目標にすると「ボーダー終わったからもういいや」というプレイヤーが出てイベントが過疎ることを公式が危惧しそうです。
また、ランダム要素がかなり大きい(オオモノの湧きや特殊WAVE、ブキ編成)ため、下振れでボーダーに入れなかった人の不満が大きくなりそうです。むしろ下振れを引いても腕でカバーできる人とそうでない人で差が出るかも?
ハイスコア形式だと「自分たちよりうまい人がいたからしゃーなし(プレイヤーにヘイトが向いてる)」になるのに対して、固定ボーダー形式だと「ボーダー高すぎ!ランダム要素はクソ!(公式にヘイトが向いてる)」となりそうです。

・野良パーティーとフレンド入りパーティーでハイスコアを区別してほしい


公式の負担が大きくなるのでよほどのことがない限り実装しなさそうです。また、上手い人ほどうまい人同士の繋がりがあるため、「まず一旦フルパでハイスコア出しとこか」or「野良の方がボーダー入れそうだから野良専でやろ」となる気がします。
野良でハイスコアが出せる人はフルパならもっとハイスコアが出せますし、そうなった場合に一番困るのは、ボーダーラインに入りたいけどギリギリになっているミドル層だと思います。
個人的には、上手い人とパーティーを組もうとして取り合いになったり、思うようなスコアが伸びず不穏な雰囲気になったり、その結果「上手い人同士でパーティー組んでるからどうしようもないやん!」と新たな不満が生まれそうです。

上位5%入るためにどうすりゃええねんという話

上位5%に入れず悔しい気持ちは僕も痛いほど分かるつもりです。サービス業のため土日に休みが取れず、初回、第2回はイベント発表も急だったため時間が取れなくて、当時は処理も遅かったので銀ボーダーで終わった経験があります。
じゃあどうすればいいのかと言われると、ひたすら練習するしかないかなと思います。ただ、やみくもに練習するのではなくて、プレイしながら振り返りをしていくのが地道ですが効果的かなと。
デスした際にswitchの録画機能を使って録画しておいて後から振り返ったり、苦手な武器でも使えるように対人で練習して癖を掴んでおいたり。配信者の動画を見て理想の動きを見るのもいいです。お金はかかりますが、キャプチャーボードを買ってバイト全体を録画できるようにするのもありです。配信をしてプレイを見てもらって、コメントで指摘してもらうのも効果的だと思います。
幸いなことに、何人かの配信者がコーチング企画を行うようになりました。(某すらいむさん、某〇〇ぷくさん)
そのような方にアドバイスをもらいながら、上達していくことが次のビックランに向けてできることかもしれません。

僕も、コーチング企画を進めていたり、キャプチャーボードやswitchで録画したプレイ動画をいただければ、できる範囲でアドバイスできればと思います。お気軽にDMください。
(過去のコーチング動画はこちらをクリック)

ではでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?