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12、ケアマネジャーへの伝え方を準備する

ケアマネジャーに伝える内容でケアプランが変わる

ケアマネジャーは介護サービスを受けるための介護サービス計画を作成するだけではなく、介護に関係する本人の環境や家族について適切に把握することも大切な仕事とされています。ですから、家族からの相談に対応するのもケアマネジャーの大切な仕事です。厚生労働省では、仕事と介護が両立できるよう、自分のこともケアマネジャーに伝える項目をまとめています。

ケアマネジャーに相談したいと思ったとき、伝えたい内容をまとめたいときの参考にしてください。

□ あなたの介護に対する考え方
□ あなたの介護経験の有無
□ あなたが介護を担える時間帯
□ 介護を分担できる兄弟姉妹・配偶者などの有無
□ 介護サービスや介護施設を利用すること(親の介護を他人に任せること)への抵抗感の有無
□ あなたの1日や1週間の生活パターン
□ あなたの健康状態・通院の有無
□ あなたの家庭の状況(配偶者や子育ての状況など)
□ あなたの仕事の状況(仕事内容、出社時間・帰宅時間、残業の有無、出張の頻、転勤の可能性など)

介護をしている人の視点で作った「伝えたいことリスト」


またこちらは、公益社団法人 認知症の人と家族の会 愛知県支部の「家族介護よりケアマネジャーに伝えたいこと」です。https://hearttoheart.or.jp/wp-content/uploads/2017/11/selfseet120729.pdf

介護をしている方の体調や気持ち、考え方をケアマネジャーに知ってもらうために、介護者視点で作成されました。介護者自身の介護に関わっている状態や環境、今支援してほしいことなど、介護者に寄り添った内容になっています。介護と仕事に頑張る方もご自身、家族との関係をよりよくするためにぜひ活用し、支援に役立ててください。

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