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自分のための日記 #7 「受け取ること」
家からあまり出ようとしない自分がいた。
なんでかなって、何を不自由に思ってるんだろうと感じてみたときに、「自分らしくいようとすることと、人と一緒にいたり、社会の一員として人と関わることとが重なり合わない」みたいなことを思っていることに気がついた。
そういうとき、何かを勘違いしていたり、周りから受け取っているイメージに翻弄されていたりすることがあるから、私が自分らしくいながら人とも関わっているってどんな感じだろうと想像してみた。
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自分の中に、「人を助けたい」という思いが根深く存在していることに、最近気がついた。
それ自体が悪いわけではないんだけど、これまでの経験上、私が私らしく生きていくうえでは、なんか違うと思っていた。
それで、「私は人から助けられたいか?」と自分に問うてみたときに、うーん、、と思った。そして、「助けられるんじゃなくて受け取られたい」と思った。
それは、少し前にある人と話していたときの経験があったからだと思う。
私はその、私がとても信頼している人に、自分の仕事の悩みを話していた。ちゃんと働いていないことにすごく悶々としていて、でも何をしたいか分からないんだと、そういうことを話したらその人は、「はるちゃんは働きたいんだね。」と言った。そのとき、私の中からわっと涙が出た。
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そんなことを考えていて、私が大切にしている2冊の本の中の言葉を思い出した。
包み、受けつくすことが、じつは与えることであった。
そのことに女が気づくとき、世界は変わっていくのだと思います。
You can only give what you receive.
「受け取る」というのは、すごく「自分がない」ようなイメージがあるけれど、本当にそうだろうか?
「受け取る」ことが、「私のやりたいこと」だったりしないだろうか?