夏目漱石「それから」
夏目漱石の「それから」を読んだ。日本の明治時代の文学作品を通して、彼らが疑念を抱いてきた西洋中心の近代社会について再考する授業を取っていて、その課題として読んだ。この時代の小説は、夏目漱石の「こころ」「坊ちゃん」くらいしか読んだことがなかったから、卒論のある身としては重すぎる課題にも目をつぶれる。英語と日本語で読み、比較するという体験も面白かった。こういう、自分の興味の少し先にあり、痒い所に手が届くというか、世界を広げてくれるような授業が好きだ。
そしてまた先生が、とっても