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Web会議の「もしもし」を探そう

コロナによって一気に普及した感のある「Web会議」。様々なツールが咲き乱れ、それぞれのツールについてのノウハウがWebには溢れています。数をこなすうちに結構慣れてきましたが、では対面や電話と同じように気軽に会話できるかというと、その実感はまだないというのが本音です。

「もしもし」

電話をかける時につい「もしもし」という方はまだまだ多いと思います。私も親がそうしていたので自然とそうなりました。「もしもし」の語源とされるのはいくつか説があるようですが、「もしもし」と切り出すと「電話」というのは普遍的な常識だと言い切ってもいいと思います。

初めて海外へ住む日本人の方に電話した際冒頭で「ハロー?」と言われ、その後相手が日本語になっても少しの間話しにくかった事を覚えています。なんとなくですが「もしもし」で話始めると、電話をしている状態に切り替わり、その上で相手と意思疎通をしているように感じます。「もしもし」にはそういう力があるのかもしれません。

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合意があって、意思疎通は成立する

ここに今のWeb会議での「やりにくさ」があると私は感じています。会話をするチャンネルには、手紙から対面まで様々なものがありますが、Web会議のように、「姿は見えるが隣には居ない」というあまり体験してこなかったチャンネルで普遍的な常識がまだ無いように思います。

既に慣れて普段遣いしている方が同じツールを使っていても、会話の対象が普段とは違う人とだといつもの「慣れ」が通用せずとまどう事も多いでしょう。特に日本語は直接的な表現をせず、主語も述語も曖昧で会話するため、「慣れ」が違うととんでもないとこに会話が着地しかねません。

Web会議の「もしもし」を探そう

ですので、初見の方とでも通じる普遍的な常識がWeb会議にもできると、随分とやりやすくなるのではないかと思います。特定のツールでしか成立しない方法ではなく、胸から上の映像と、音声、チャットあたりのどのツールにも共通する機能です。この機能を活かし、相手と常識が同じだよという事が簡単に伝わる方法をはやく確立し普及することができれば、三密回避の状況でもより「伝わる」世界が生まれると思います。

そのためには、質を意識しながら数をこなす事です。単なる日本式会議のWeb版のようなダラダラ会議をいくらやっても多分得られるものはほとんど無いでしょう。「伝える」「伝わる」を意識して色んな方法を模索した先にWeb会議の「もしもし」が見つかると思います。

今わたしにできるのは、そのためにWeb会議の意思疎通の場作りを試行錯誤しノウハウを蓄積して共有することだと思います。

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