『渡し船が好き』

天気の良い日は渡し船に乗りに行きます。朝の渡船が好きです。たくさんの高校生が乗っていていつも元気をもらっています。留学生や地元のお年寄り、通勤の人も乗っています。渡船の朝の風景をいつも写真に撮っています。鳴門の渡し船がこれからも続いてほしいという願いも込めて写真を撮ってSNSにUPしています。
写真家の木田英之さんが昭和の時代に渡し船の写真をたくさん撮っています。通学の高校生や背広を着て仕事から帰ってきた人、生き生きとした地元のおばちゃん・・・当時の街の人々の暮らしがそこに写っています。
木田さんの撮った写真には木田さんの優しさやお人柄が滲み出ています。その作品の数々は五十年後百年後まで残る貴重な歴史的資料です。
私もこれからも元気でいて大好きな渡し船の写真を撮り続けたいです。
小さな旅気分を味わえる鳴門の渡し船、みなさんもぜひ乗りにきてくださいね。ここちよい風が吹く春と秋が特におススメですよ。
(2023・7・1 楠井花乃)

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