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自尊心をはぐくむ子育て

学生時代にハンカチを落として拾ってくれた友人に私が「ごめん、ごめん」と言うと、その友人は「ごめんじゃなくて、ありがとうだよ」と教えてくれたことがありました。
ごめん。が口癖になっていた私にはちょっと衝撃的で今でも覚えています。

ハンカチを落としたことは私の失敗。それを拾ってくれた。だから、ごめんね。の言葉が自然とでていたのだろうと思うんです。

失敗は悪いことではありません。
みんな誰しも毎日失敗して生きています。
むしろ失敗してなんぼだと今は思います。

ハンカチを拾ってもらって他人に迷惑をかけたことも悪いことではありません。
みんなお互いに迷惑をかけ合いながら支え合いながら生きていると今では思えます。

いつから私の中のごめん。の癖はできたのでしょうか?

私が講座をしているSelf love kids ママとこどもの自尊心をはぐくむ講座では、モデリング理論のお話があります。
言葉で「挨拶をしなさい」と100言って教えるよりも、目の前で1度だけ笑顔で挨拶をしている大人がいたら、それがママなら尚更、そのモデルの姿から学ぶ方がこどもたちへの影響力があるということ。

私は小さなころ、母からは言葉でたくさんのことを言われた記憶はありませんが、母のよく謝る姿や、他人に迷惑をかけた時の母の困った表情をよく覚えています。 

これがいままでの私のごめん癖や「こうあるべき」に確かにつながっています。

ママになった今、こどもを育てているとたくさんの自分の「こうあるべき」に出会いますよね。
(本当に山ほどです)

お箸の持ち方、食事の仕方、友達とのやりとりの仕方、時間について

あかちゃんを胸に抱いた瞬間からママになり、教えなければいけない。将来大人になったときに困らないように。たくさんの責任を背負って私たちママはいます。

私は自分のことを200%完璧主義だったと思っています。今は100%になれたでしょうか。
とても楽になってきました。

たくさんの教えなければを背負って毎日過ごしていました。

怒鳴って怒りが抑えられない私の片腕を主人に掴まれて、「冷静になれ」と言われたときに、
こんなはずじゃなかった、何を私は本当はこどもたちに伝えたいんだろうと思いました。

靴の並べ方も確かに大切だけれど、
本当のママとしての願いは
「あなたの人生を幸せに生きていってね」
「生きていてくれたらいい」ということでした。

綺麗事に聞こえるかもしれませんが、何かができるできないではなく、心からそう思えることで今は完璧主義100%で子育てしています。笑

生きてきた中でつくられた完璧主義な私も愛おしく、だめな私はかけらもありません。

時に醜く、時に純粋な、どんな私も大切な私です。そんな隠すことない大人、ありのままの私の姿が今はこどもたちのモデルであれたらと思っています。

自分なんて‥じゃない。
ぼくだから、わたしだから素敵なんだよね。
自分の存在を大切にするこどもたちの心を一緒に育みませんか?

Self love kids の講座は現在パーソナル受講のみ受け付けております。1体1で会話をしながら、書きながら(これが好評です!)濃い時間を一緒に過ごしていきましょう。

6月パーソナル受講

日程はご一緒に調整していきます☺️🙏
最後まで読んでいただきありがとうございました🌿
今日も寝る前は自分を褒めて、ぎゅっとハグです◎

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