人は扱われる年齢の振る舞いをする(2022年7月4日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです★

新しい月がまわってきました。今週は、台風が直撃するようです。日本の天候の余地は精度が高いですから、どうぞ、備えや必要なら避難をしてくださいね。7月の雨はたくさん降るんです。水害って、7月に起こっていることが多いんですよ。

それから、この日曜日7月10日は、国政選挙がありますね。期日前もできますから、投票権がある方は、ぜひ、参加しましょう。私、投票率が上がって欲しいんです。だから障害のある人も、権利の行使をして欲しいと思っています。

みんなの選挙 → https://www3.nhk.or.jp/news/special/minnanosenkyo/

元々「えらぶ」ができていれば、システムはいつも同じですから、その場で「目の前の立候補者から選ぶ」はされますよ。「代理投票」をお願いすることもできる(選挙管理の方が書いてくれます。入れるのは本人です)。だから大事なのは、日頃から「選ぶ習慣」というか「選ぶ権利」を守られているかどうかなんです。

かつて二十歳からだった投票権が、今は、十八歳からになりました。その二十歳=大人という感じがしたんでしょうね、私の周囲の障害のある方は、自身が投票に行くようになって「ピリリ」としていくんです。「大人としての自覚」っていうか。それは、「人は扱われる年齢の振る舞いをする」とおめめどうが話す通りなんですよ。支援ってね、全部ひっくるめてのこと、その人が主人公になった暮らしにしていくってことがよくわかります。

堺の育成会のときも、最後に「人は扱われる年齢の振る舞いをする」の話をしました。20年前は小学生だったお子さんは、今は20代、30代ですものね。その年齢の扱いをしていれば、きっとその年齢の振る舞いをしていることでしょう。長いタームで見てみれば、その事実が立証されるのです。

先日の特性と対応のセミナーでは、「19歳になりました。GHに行くタイミングは?」と聞かれたのですが、それは、本人が望む時です。お任せになればいい。でも、19歳なら投票権がありますよね。じゃあ、投票の権利の行使が守られているのか?もし、自分のこととして社会を考える(自分で向き合う)ようになると、大人の自覚もできますので、GHという条件を聞いた時に、「自分で考えていかれる」と思います。これ、全部繋がったことなのです。

小さい頃からおめめどうの手立てをされ、ずっと年齢の尊重(当然投票も)をされてきた方が、卒後にGHを体験して、自分で言われたんです「僕は、もう少し家にいる」とそういう言葉をあちこちで聞くだけに、選挙・投票は少なからず、彼らに影響があるのだと感じます。

「人は扱われる年齢の振る舞いをする」

◆◆おめめどうのE-MAIL:info@omemedo.com
おめめどうのTEL&FAX:079ー594ー4667◆◆◆