衣類の調節が難しい季節(2018年3月28日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです! ★

朝は寒いけど、日中はとても暑くなり、衣類の調節が難しい季節がやってきました。昨日スタッフが「もう半袖にしてるの?」と言ってきたので、「うちはまだよ」と返事をしました。「暑くなったら脱ぐのよとどうしてメモに書いて見せてはおいたけどね」とスタッフ。他のスタッフも、「タイツを脱いだらいきなり薄い靴下とサンダルなので。スニーカーとハイソックスにしたらいいよとどうしてメモに書いたわ」と言っていました。

うちは、任せっぱなのでほっています。なにも言いません。寒くなったときの上着は自分でカゴに入れてでかけています。普段は、襟付きの長袖シャツです。薄いのやら厚いのやらありますので、さすがに裏起毛系は、そろそろ片付けて行こうとは思っていますが。衣替えは、また、一緒にします。結局5月の中頃くらいですね。もう寒くないわというときに、一気に夏物にしてしまいます。

以前「一年中冬物を着る」という相談を受けました。夏でも同じジャンパーを着るとか。もう成人近くになっておられたと思います。自閉症の人は、感覚過敏があって着る物にものこだわりがあると言われていますので、親御さんもそんなものかなあと思われていたようでした。それが、続き、ずっと冬物を着たままになったそうです。

相談を受けたとき、「選択活動をしてくださいね」と伝えました。衣類だけじゃなく、選ぶことをしてこないと、「そうするもの」が増えていくので、あちこちにこだわりができてしまいます。なので、「本人に自分で選ぶ、その結果を見る」を暮らしの中でしてもらうことが、そういう「つまらないこだわり」を減らすのには一番ですよ。

うちは、次男なので、長男からのおさがりや従兄弟の中でも一番下とあって東京の従兄弟たちのお洒落な服もやってきます。また、祖父が残してくれた服も材質がいいので、サイズがあえば、着てくれています。自分で選んで着てみて、着心地の好き嫌いもあるようで、着ないものも出てきますが、「これじゃなきゃダメ」というものがないのはありがたいです。

環境の方が「なんでもあり」になると「こだわるにもこだわれないようになる」のかもしれません。周囲の「これしかダメみたい」がかえって「こだわりを作る」の典型かもしれませんね。でも、なにわともあれ「選択活動」です(笑)

今日の気温で、着るものはどんなのがいいのかを教えてくれる「コーデアプリ」というのもあるそうです。自分で決められないとなると、そういうものを参考にするのもいいですね。便利になりました。でも、自分で決めないで人任せなので、なにか不具合があるときは、「チェッ」と思うかもしれません。本人がすすんでするのならいいけど、親がさせちゃうとトラブルになるかも  ね。参考にするもしないも、「自分で選ぶ」にすればいいかな(笑)

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