嫌がられも、正義を貫こう(2020年9月28日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです★

新しい月がまわってきました。月曜日から始まると、1週間が順調にこなせるように思います。先週は、水曜日からだったしね。

昨日は、話題の「半沢直樹」の最終回を見て寝ました。見逃し配信で復習をして、最終回をリアルタイムで。いや~すっきりしたわ。巨悪に向かっていく、正義の姿。今の社会には少なくなりましたね。でも、私は、やっぱ、こういうの好きだわ。

先日書いた「視覚的支援をやめていいですか?」は「悪魔のささやき」。私がそう話のは、やめてどうなったのかを知っているからですよ。私は1996年から視覚的支援を始めます。それを、保育所幼稚園小中学校高等部、その後の事業所までしてもらっています。やめたことないんですよ。また、一緒に勉強してきたスタッフのご家族もそう。成人の視覚的支援なんていうのは、まあ、カレンダーとスケジュール、コミュメモでの日常会話の筆談、また、社会現象やルールや場所などの情報をHPから印刷して見せておくというようなものですが。

だから、全員が自分で決めたり、動いたり、発信できるんです(これ、普通のように思うでしょ。でも、大きくなった障害者の多くは、そうではないのですよ)。

1999年からTASという講師を呼ぶ研修会、2000年から親の学習会を県内6カ所もまわりました。当時はたくさんの人が学びに来られました。でも、途中で学習会にもこなくなるだけじゃなく、家で続けることもしなくなる。そして、あまり噂も聞かなくなってしまうんですね。

たまに、噂話(出会ったとかで)聞くと、「もう、早くから親が見れないと入所されてるよ」と言われるものもあるし、「卒後の一つ目の事業所はわかるけど、それ以降はわからない」・・「あの人は今!」のような話がいっぱいある。しかも、さほど知的に重くない人もそうなっちゃってるんですよ。

小さい頃は1人で動いてはったお子さんでも、支援をされることなく、声かけや手出しで動かされてしまうと、「指示待ち」から、派生して、自分でブレーカーを落としてしまう「カタトニア・寡動」という状態になってしまうこともあります。

成人支援の現場からすると、「支援をされてきていないので、今さらすることはありません。親御さんからも求められていないですし」となります。でも、かつて勉強していた時は、みなさん「視覚的支援」をされていましたよ。いつのまにかなくなった。

上記の入所された方は、「親御さんがどうしても普通になってほしくてやめられて」。それ以降行方がわからない方は、「支援学校に行かれて、視覚的支援を取られて」が原因です。

そういう例がごまんとあるので、私は「嫌がられても、正義を貫こう」と思っています。

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