地域資源を利用が快適にできるのは、相互作用(2018年4月21日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです! ★

いわきの朝は晴天です。今日も元気に話します。今日のテーマ地域資源の使い方でお伝えしたいのは、きちんと手立てをすることで、地域にある病院や散髪屋さん、旅行などの施設を使うことができますよとことです。

というのも、時代はどんどん高齢化していき、また海外の方も増えていて、社会がわかりやすくなっている。パラリンピックを前に、障害があっても移動等できるように設備も整ってきています。理解を求める動きも増えています。また、そういう社会情勢から、要介護や要支援の方もサービスを受けられるようにと、店側の感覚も転換していってるからです。だって、ビジネスだから。

でもね、環境が整って来た、受け入れ先があるとしても、じゃあ、障害者の方が「スケジュールもない」「ルールも伝えられない」「選ぶこともできない」「発信もない」となると、受け入れようにも受け入れることはできないですよ。わかりますかね、地域資源を利用が快適にできるのは、相互作用なんです。

多くの方は、社会が変わればと言われます。もちろん、例えば旅先の車中で、ほかの乗客の目が柔らかいなら、私たちは楽に旅行ができます。でも、乗客の目が柔らかくなるには、障害のある人やまたその支援者が「それなりにやっている」「頑張ってるなあ」というのが周囲に伝わっていったときなんです。

私は、それを、アイテムで見てもらうように小さい頃からしてきました。待つところにバンダナをつける、タイマーをセットする、イヤマフをする、スケジュールを持つ、COBOやメモで筆談をする。。その様子を見てもらい、感じ取ってもらって、「ああ障害のある人も旅行してはんねやなあ」が伝わると、好意的な目をしてもらえる。となると、息子も落ち着いて過ごすんですね。どちらか一方がなんとかすればではないのです。

「自分達は何もしないけれども、周囲には変わってほしい」というのは、違うと思っています。なので、今日のお話は、午前中は、地域資源を利用するための「障害のある側・こちらの手立て」をどうすればいいかをお話しし、午後は、高原牧さんから、実際に歯医者ではどんな支援ができる「支援する側・あちらの手立て」かを話してもらいます。これは、二つがセットなんですよ。

社会がなかなか変わらないからと、学校やデイを含め、障害者専門の機関を作ることは、一見優しいようにも思えますが、そのことで、かえって手立てをしなくなってしまう(本人には「みとおし・えらぶ・おはなし」がいるにも関わらず)という、矛盾を生んでいるのです。みなさんに気がついていただきたいところです。

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