障害児は親を育てる力が弱い(2021年4月18日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです★

新大阪でのセミナー無事終わりました.う~ん、1月に会場を取った時には、コロナが少しはおさまってると思ったんだけどな~。どんどん広がってしまって、、、会場は数名でしたが、オンラインにいらしていただき、なんとか「形」になりました。でも、次の企画に悩みますわ.

とはいえ、来月5月は尼崎のあまなっとさん。6月は豊中の親御さんが主催される会には伺います。コロナはどうなっていますことやら。7月はいつも通り、京都を予定しています。やっぱりね、収益はどうであれ、毎月コンスタントに活動をしているというのが、おめめどう的にもいいんです。オンラインもするけれども、巡業もする。しかし、こういう営業形態をしている商売にとっては(だけじゃないだろうけど)、本当に辛いコロナです。

話を聞かれた人かた、「耳が痛い」とよく言われる「母子分離不全を考える」ですが、それくらい、一生懸命「寄り添って」子育てしてくるんですよ。だから、子供の年齢が上がっても、離れることが難しいのです。

かつて「健常児(定型発達)と障害児の違いは何か?」を習いました。それは、「親を育てる力」だと。健常児は、親を育てる力が強い(ある)、けれども、障害児は、親を育てる力が弱い(ないとは言わないけど)。

それがはっきりわかるのが思春期です。健常児(定型発達)の場合は、「うざい」「やめて」「自分で考える」「任せて」とちゃんと「言葉」や「態度」で伝えてくれるんです。相手も距離をとってくれる。なので、親も「離れる方向へ自然と行く」いつのまにか、母子分離ができているんですよね。

でも、障害児は、「言葉で言う」はしてくれません。態度で示すときは、「行動障害」となって現れます。それまでの暮らしが同一保持かされていて、距離が異様に近い。それに、やはり障害があることで親の方が子供に「離れようとする様子」があっても、「押さえ込んじゃう」んですね。つまり、親を「離れる方向へ自然と連れていってくれない」のです。その「力が弱い」。

だから、健常児の親は、子供と同じ年齢で育っていきますが、障害児の親は、子供が育ててくれないので、ずっと「幼いまま」なんです。で、その幼い親でいることが、子供も年齢相応の育ちをしなくしているのです。

「障害児は親を育てる力が弱い」をわかっておくこと。そして、思春期には「離れられる方が離れる」こと。つまり、親が「子供に対して年齢相応の扱いをする」ことがいるんです。じゃないと、障害児は思春期をうまく「超えて大人になる」ことができないんですよ。

まあ、そんなこときっぱり、具体的な手立てとともにお伝えしているのは、おめめどうくらいですが。信じてもらえれば、嬉しいです。

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