「肥満」と「一人で過ごせない」のが悩み(2016年11月20日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです! ★

日曜日。来週は高知、再来週は、富山に行くので、この週末は、地元でのお仕事と家のこと。息子がいない週末は、一分一秒を無駄にしたくない気持ちになります。

昨日長男が、篠山を出て3回目の引っ越し。大学へ行く時は、一緒に探しに行き、物件探しのコツなどを伝授。次の時は、私からの希望(地震に強い・姉の家に近い等)を伝えていました。そして今回は、全部事後報告。LINEで写真がやってきました。ああ、こうして、離れていくのやなあと、もう二十代半ばを越えたおっさんのことを思います。次男からもそろそろ、離れて暮らしたいコールがやってきて、私が仕事を続けるためにも、なんとかその想いを実現していきたいと思っています。強く願っていれば、叶うかな。

ある自閉症協会が大規模なアンケートを取ったとき、成人期の親御さんの2大悩みが「肥満」と「一人で過ごせない」だったそうです。本当に、あんな華奢な子が~というお子さんも、「ふっくら」「でっぷり」になっていきます。

それは、「残さず食べる全部食べる」の指導の賜物でもあるんですが、それプラス「これくらいいいよね」の積み重ねなんです。不憫とか、かわいそう、それから、かわいい、幼いといったことから、「これどうや」になるんですよ。これは、障害児者を抱える家の「仕方がないこと」かもしれないのですが、じゃあ、「悩み」になるのは、おかしいですよね、親や周囲がしてきたことだもの。

「一人で過ごせない」「余暇が少ない」人ほど「食べるで時間を過ごす」になってしまいがちです。そばに誰かがいる「つい、食べるか?」と渡す、また「苛立つ=食べ物でごまかす」「ご褒美が食べ物しかない」。すると「ないと怒る」「食べるがそうするもの」の悪循環になるのです。

おめめどうは、思春期セミナーで話しています。「買い置きしない」「急に与えない」「食べ物飲み物でごまかさない」そして「一人で過ごせるよう、一人でする時間つぶしを作る」「見ない・聞かない・言わない」。それから「お財布を分ける」も関係してきます。でも、実際はそんなに簡単なことではないと、そのアンケートから、わかります。

長男にしても、次男にしても、生活スタイルやその範囲が違っても、引っ越し、親から離れるなどを考えるとき、この2大悩みである「肥満」と「一人で過ごせない」いうのが、大丈夫いうのも、キーになるのやろうなあと思いました。私は、こういうときに、障害児者だけをわけて考えないようにしています。「要素」「キー」となるものは、障害あるなし関係ないからです。

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