おめめどうの考えは、当事者さんには、割と絶賛されます(2017年6月28日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです!★

雨の水曜日。今日から『しくじり思春記』の校正が始まります。ドキドキしますね〜。あれから読み返してないんです。なので、赤面ものかもしれません。でも、今回は講演録なので、フランクな表現でも良しとして、三回校正で終えると自分で決めています。実際、もっていると直したいところがいっぱいでてくるので。

印刷屋さんの感想は「お〜〜お〜〜いう感じ」「これ、自閉症の本ちゃうやん」「もっと、早くに自分の子育て時に読みたかったわ」でした。この最初の一般ピープルの感想が、本当に嬉しいんです。自閉症圏に足突っ込んでる人は、用語とか境遇とかがわかるでしょ。なので、わかって当然なんです。でも、一般ピープルは違います。障害者用語一つ、当たり前にない世界にいるのです。その人達に、「よくわかる」と言っていただけるということは、自閉症圏のみなさまには、もっとよくわかるわけですよ。

私のテーマが「わかりやすい言葉で」。伝わってなんぼなんです、物事は。難しく書いても伝わらないことには意味がない。15日間で一気に書き上げたので、その躍動感を消すことなく、お届けできればと思っています。

それから、昨日画像アップした「いつどこシート」(B6版)も、8月には新発売できるでしょう。あれは、本来、支援側のために開発したものです。自閉症支援が初めての先生がいらっしゃるでしょう。となると、なにを生徒さんに伝えたらいいのかがわからないということで、このシートを使って、情報を整理し、視覚的支援を準備していけばいいということで、教員研修等に使っていたものです。が、が、実際は、当事者さんが、周囲から起こることを教えてもらうために、また、自分の行動を整理するために使ってもおられるようです。今回は、成人当事者さんのたっての希望で販売にこぎつけました。

おめめどうの考えは、当事者さんには、割と絶賛されます。「そうそう、その通り!」と。私の話す「エスパー」のことを、ある方は「自動ドア」と表現されていましたよ。なにもしなくても、勝手に解決のドアが開く(これも、上手な表現ですね)。すると大人になった時に潰れてしまうそうです。

グッズを使って暮らしておられる方もたくさんいらっしゃる。となると、私たちが育てている自閉症・発達障害の子供達には役立つってことが証明されているってこと。本人側から見ていいわけだから。

苦節13年なので、ホッとしています。「細く長く続けてくださってありがとう!」というコメント見つけました。ほんにその通り!

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おめめどうのFAX:079ー594ー4667