どうしてそれが起こるのかを、説明しました(2020年8月22日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです★

知り合いにおめめどうを教えてもらったというお客様。「どんなものを?」とお尋ねすると「巻物カレンダー」と言うことで、巻カレの仕組みと、どんな情報を載せるかで大きさを選ぶことを話しました。

娘さんは七曜日式もよく見てる、そして「@@は何月何日?」と何度も聞いてくるそうです。といういことは「はい、そのカレンダーわかってない」。なので、巻物カレンダーで、自分で書いたり、ハンコを押したり、シールや付箋を貼ったりして、本人に汚してもらいながら作ってください。カレンダーがわかると、その「何月何日?」は減っていきます。

次はスケジュール。「みとおしビッグ」か「みとおしメモ」です(場所によっては、よていシートやよていメモ)。1日予定や、でかけるときの予定、活動の順番などを書いていきます。変更があれば、紙の上で書き直す。「でかけるときには持っていくんですか?」と言われたので、「1日を表すものは、家の壁にあってもいいけど、移動している時のものは持ち歩きます」。

「学校へ行く時に、帽子を被って行くのを嫌がった」と言われたので、「もし、翌日に被って行かないといけないのなら、前の日から伝えておくこと。また、その理由もどうしてメモで伝えるといいですよ」と話すと、「いえ、(健常の)妹が姉の帽子をかぶって出たので、姉に妹の帽子をかぶって欲しかったのです。嫌がったその理由を口で言って欲しかったんです」と言われたので、ちょっとオヨヨときてしまい(お客様なのに・汗)、「妹の帽子を、姉にかぶれというのはそもそも姉に失礼じゃないでしょうか?それから、口で言うてほしいと言うのは、おしゃべりが苦手な娘さんには酷ですよ。足の不自由な子に、歩いていけみたいな話。苦手なことを強いることで、お母さんとの関係も悪くなりますよ。私なら、もし理由が聞きたいとなれば、えらぶメモに『妹の帽子はいや』という項目を作って、選んでもらいますね」

「えらぶメモ」の説明を始めると、「選べないんです。どっちでもいいとか、お母さん決めてとか言います」と言われたので、「えらぶ意味がわかってないんですね。二つの中から一つを取り、一つを諦めると言う、二択から始めてください」と話しました。スーパーのおやつ売り場でも、一つに絞れず、たくさんカゴに入れてしまうとのこと。

最後に「おはなしメモ」の仕組み。「そうなんだ、音や声の方向性がわかってないんだ。だから、何かにつけて、『それ、@@先生が言うたん?』と確認するんです。変だな~と思ってた」と気づかれました。誰の言葉かわからない、誰に言っていいかわからない中で、お子さんは必死なんですよね。だから、大人の顔を見張るようにもなる。

小六と言われていました。「ビギナーさんおすすめセット」と『支援のコツ』を買われました。

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