「スケジュールしてますか?」(時々、ショップメルマガ9月6日)

★こんにちは、ハルヤンネです★

2024年版巻物カレンダーの販売は、ただいま200本を超えたところかな。おそらくsyunさんのことがあったので、遠慮もして時期をずらしてくださっているのだなと思います。一昨年、去年に比べたら遅い滑り出しです(ありがとうございます)。とはいえ広がりは感じられます(ご新規さんも多い)。

昨日、子どもの入所施設の方が事務所に尋ねてくださって、実際に巻カレの大きさをご覧になり、「超カレ」の3ヶ月赤枠付を買われました。すぐに貼ってみて、今年中には来年版を買いますと言われていました。「どうも子どもたち、カレンダーが曖昧で、その日に言われて動いているみたいなんです」と。

そうでしょうね。視覚的な情報がない施設や学校だと、大人の指示で言われて動くようになるんですよ。自分で覚えたなりで動くと、それが違っていた時叱られるから。叱られないようにするには、言われるまで待てばいいわけです(そうして、子どもは行動を覚えていきます。大人の顔色を見たり)。

施設では本当ならカレンダーも1人ずつあればいいですが、ピロティや食堂に一枚貼るだけでも違ってきますよ。それを頼りにされます。でも、そのみんなのために貼ってあるカレンダーを気にして「自分仕様」にしようとする人は、その人個人のカレンダーが必ずいるってことを示しています(通所でそれが起こるなら、「ご家庭のカレンダー」がいるってこと)。

ものを「兼用」をすると、彼らがする行動は二つ。1つはいつ誰の手が出てくるのかわからないので「自分はもう手を出さない」。1つはいつ誰の手が出てくるのかわからないので「独占しようとする」。「あなたも使って、私も使う」という兼用の原理で上手に使うのは難しいんですよ。なので、できるだけ兼用をしない、専用のものを作るようにします。

もし、一つのもの(例えば、テレビゲーム)兼用する場合は、そこに「スケジュールがいる」。いつ誰が使うのか時間を明記して、専用の時を知らせる。こういうのはsyunさんに基礎として教わりました。

いろんな相談を受けるたび、「スケジュールしてますか?」と言われたsyunさん(私は「カレンダーしてますか?」と言います)。相談主が「してません」と言われたら、「じゃあ、してください」とそれで相談はおしまいです。それを隣で、ヒヤヒヤして聞いていました。でも事実ですよ。「カレンダーとスケジュール」の時間軸支援のない方の相談はのれないのです。だって、自分の暮らしをしっかり支え・考えるベースがないんですよ。行き当たりばったりの行動しかできないじゃないですか?

本当のところ、何が困っているのかがわかるのは、「カレンダーとスケジュール」をしてからの話なのです。

今1番安いんです。そういう時期を作っているのです。「2024年版巻物カレンダー」と一緒に、もしされていなければ、今年の分を(曜日なしで)。そして、毎日や外出や作業などの予定(スケジュール)を知らせる「コミュメモ」や「ボード」を合わせてお求めください。https://omemedo.ocnk.net

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